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東邦大学医療センター
大森病院 総合診療・急病センター

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第13回日本病院総合診療医学会を終えて

第13回日本病院総合診療医学会総会(2016年9月16日(金)~17日(土),品川プリンスホテル)を開催させていただきました。招待者を含め総勢711名の方に参加していただき、盛会裏に終えることができました。ご参加いただいた先生方、そして1年に及び準備に当たってくれた医局員に心から感謝申し上げます。
杉本元信教授が第3回総会を主催されて以来、5年ぶりの東邦大学総合診療科の担当でしたが、医局員一同、本当に頑張ってくれました。参加者も5倍に増え、抄録集も3倍の厚みとなり、本学会が5年間精力的に活動し、多くの先生方に関心を持っていただいていることが、実感できました。学会の勢いを止めることなく、第14回総会(岡山)に繋ぐことができたことに安堵しています。
「総合診療2016:大航海時代」というテーマには、不安の中に光を見出し、闇夜に船出した諸先輩の勇気を思い起こし、新大陸発見の期待と責任を担う我々総合診療医の決意が込められています。各会場とも熱気溢れる討論があり、白熱した講演があり、懇談会での和やかな議論があり、大きな飛躍を目前にした大きなうねりを感じさせるに十分な雰囲気でした。
趣旨に賛同いただき、協賛いただきました多くの企業の皆様、本学OBの先生方、関連病院の皆様、本当にありがとうございました。

林純 理事長 HPより

林純 理事長 HPより

東邦大学では総合診療科(36題)だけではなく、神経内科(5題)、佐倉病院内科(2題)、さらに日産玉川病院など本学卒業生9題と、多くの本学の先生にご協力頂くことができました。特別講演3の加藤克彦先生は福島大野病院事件で逮捕された先生ですが、平成8年本学卒業の後輩です。話しにくい環境の中、講演を快諾してくださいました。ありがとうございます。
総合診療科の演題は以下の通りです。
会長講演
  1. 瓜田純久:複雑系科学と総合診療。第13回日本病院総合診療医学会(会長講演)、東京、2016.9.
特別講演・教育講演
  1. 佐々木陽典:研修医、レジデントの為のCase reportsのススメ。第13回日本病院総合診療医学会(教育講演)、東京、2016.9.
  2. 島田長人、本田善子、竹山照明、高地良介、岡田嶺、河越尚幸、田中英樹、竹本育聖、城戸秀倫、佐々木陽典、石井孝政、渡邊利泰、前田正、原規子、宮崎泰斗、財裕明、中嶋均、瓜田純久:腹壁ヘルニアの鑑別疾患、立位で膨隆が出現し臥位で消失する疾患。第13回日本病院総合診療医学会(特別講演)、東京、2016.9.
  3. 石井孝政:ゼロから始まった東邦大学でのJMECCについて。第13回日本病院総合診療医学会(特別講演)、東京、2016.9.
ランチョンセミナー
  1. 財裕明:新規胃酸分泌抑制薬“Potassium􀀀Competitive Acid Blocker(P􀀀CAB)”の基礎と臨床—開発経緯と薬理学的特性から考える酸関連疾患の治療戦略—。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9(ランチョンセミナー)。
  2. 中嶋均:腸管感染症の今。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9(ランチョンセミナー)。
シンポジウム
  1. 島田長人、本田善子、竹山照明、高地良介、岡田嶺、河越尚幸、田中英樹、竹本育聖、城戸秀倫、佐々木陽典、石井孝政、渡邊利泰、前田正、原規子、宮崎泰斗、財裕明、中嶋均、瓜田純久。病院総合診療に外科医は寄与できるか?第13回日本病院総合診療医学会、シンポジウム2, 東京、2016.9.
  2. 山田篤史:総合診療内科へ入局して。第13回日本病院総合診療医学会、シンポジウム3、東京、2016.9.
  3. 熊手絵璃:総合診療科の後期研修を終えて。第13回日本病院総合診療医学会、シンポジウム3、東京、2016.9.
  4. 佐々木陽典:大学病院での総合診療研修の意義、沖縄・石垣島での経験を経て感じること。第13回日本病院総合診療医学会、シンポジウム3、東京、2016.9.
  5. 城戸秀倫、瓜田純久、佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡邊利泰、宮崎泰斗、財裕明、中嶋均:認知症に対するMMSEとTDASの比較試験。第13回日本病院総合診療医学会、シンポジウム4、東京、2016.9.
ワークショップ
  1. 佐々木陽典:統計クリニック:case3.  第13回日本病院総合診療医学会WS1、東京、2016.9.
  2. 渡邊利泰、斎藤隆弘、小松史哉、山田篤史、鈴木健志、田中英樹、河越尚幸、竹本育聖、貴島祥、熊手絵璃、城戸秀倫,佐々木陽典、前田正、石井孝政、宮崎泰斗、本田善子、財裕明、荒井一歩、島田長人、中嶋 均、瓜田純久:総合診療科における原発不明がん治療。第13回日本病院総合診療医学会WS3、東京、2016.9.
  3. 城戸秀倫,中嶋 均、佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡邊利泰、財裕明、瓜田純久:PET-CT検査とアミノインデックススクリーニングの比較研究。第13回日本病院総合診療医学会WS3、東京、2016.9.
一般演題
  1. 佐々木陽典、斎藤 隆弘、鈴木 健志、小松 史哉,山田 篤志、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、城戸 秀倫,前田正、石井孝政、渡辺 利泰、 宮崎 泰斗、日毛和男、財 祐明、島田長人、中嶋 均、瓜田 純久:感染性腸炎に対する抗菌薬投与と入院期間に関する検討。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9.
  2. 古谷賢太、中嶋均、斎藤 隆弘、鈴木 健志、小松 史哉,山田 篤志、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、貴島祥、佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡辺 利泰、 宮崎 泰斗、日毛和男、財 祐明、本間栄、瓜田 純久:感染性腸炎におけるウイルスと細菌の混合感染及び組織血液型抗原の関与に関する検討。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9.
  3. 小松 史哉:肝障害、腎障害を合併した2期梅毒の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9.
  4. 田中英樹、竹本育聖、山田 篤志、鈴木 健志、斎藤 隆弘、小松 史哉,熊手絵璃、城戸 秀倫,佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡辺 利泰、宮崎 泰斗、本田善子、財 祐明、島田長人、中嶋 均、瓜田 純久。週1回投与DPP-4阻害薬(トレラグリプチンコハク酸)の高齢者への使用経験。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9.
  5. 三浦健、長澤潤平、若倉真吾、瓜田純久:感染性心内膜炎治療中に発症した急性期脳梗塞の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9.
  6. 山本友里恵、佐々木陽典、小松 史哉,鈴木 健志、斎藤 隆弘、山田 篤志、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、城戸 秀倫,前田正、石井孝政、渡辺 利泰、宮崎 泰斗、日毛和男、財 祐明、島田長人、中嶋 均、瓜田 純久。ばち指を呈した巨大食道GISTの一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9.
  7. 田中英樹、宮崎 泰斗、山田 篤志、鈴木 健志、斎藤 隆弘、小松 史哉,竹本育聖、熊手絵璃、城戸 秀倫,佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡辺 利泰、宮崎 泰斗、本田善子、財 祐明、島田長人、中嶋 均、瓜田 純久。肺外結核治療初期悪化で心タンポナーデとなったと考えられた一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9.
  8. 佐仲雅樹:「急変を察知する」をどうやって研修医に伝えるか?:言葉に難しいことを説明するための一考察。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  9. 吉野尚一、吉本照子、杉田由加里:特定機能病院における総合診療科外来看護師の役割行動。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  10. 本田善子、廣田愛、藤岡直樹、須磨崎さやか、岡田嶺、竹山照明、河越尚幸、熊手絵璃、竹本育聖、貴島祥、佐藤高広、佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡辺 利泰、宮崎 泰斗、財 祐明、島田長人、中嶋 均、瓜田 純久。虫垂炎と虫垂内検出菌について。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  11. 斎藤隆弘、石井孝政、小松 史哉,鈴木 健志、山田 篤志、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、城戸 秀倫,佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡辺 利泰、宮崎 泰斗、本田善子、財 祐明、島田長人、中嶋 均、瓜田 純久。心タンポナーデを契機に診断されたPEL(primary effusion lymphoma)の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  12. 前田正、小松 史哉,斎藤隆弘、鈴木 健志、山田 篤志、佐藤高広、福井悠人、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、城戸 秀倫,佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡辺 利泰、宮崎 泰斗、本田善子、財 祐明、島田長人、中嶋 均、瓜田 純久。髄液検査が正常であった髄膜炎の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  13. 平山剛久、小松 史哉,柳橋優、給前まや、澤田雅裕、長澤潤平、石川裕一、三浦健、高澤隆紀、狩野修、川辺清一、前田正、青木弘太郎、高橋幸利、池田憲、岩崎泰雄:マイコプラズマ感染症が先行し、NMDA型グルタミン酸受容体抗体が陽性を示した辺縁系脳炎の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  14. 村上敬規、石井孝政、小松史哉、齋藤隆弘、鈴木健志、山田篤史、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、佐々木陽典、城戸秀倫、前田正、渡邉利泰、宮﨑泰斗、本田善子、財裕明、島田長人、中嶋均、瓜田純久: 経時的に画像評価しえた若年女性に認めた特発性椎骨動脈解離の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  15. 鹿嶋直康、前田正、古谷花絵、清水良、覺前佑紀、富田快、土方麻衣、佐々木陽典、城戸秀倫、石井孝政、渡邉利泰、宮崎泰斗、日毛和男、財裕明、中嶋均、瓜田純久:PET􀀀 CT 異常なしから1 年後に腎がんで死亡した超高齢者の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9(学会賞受賞演題)
  16. 山田善登、城戸秀倫、和田遼、長谷川誠、佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡邉利泰、宮崎泰斗、財裕明、中嶋均、瓜田純久:原因不明の発熱と胸痛を主訴に来院した一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  17. 吉川翼、佐々木陽典、小松史哉、斉藤隆弘、鈴木健志、山田篤史、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、城戸秀倫、前田正、石井孝政、渡邉利泰、宮﨑泰斗、日毛和男、財裕明、島田長人、中嶋均、瓜田純久:感染性腸炎に伴うCampylobacter jejuni 菌血症の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  18. 判治由律香、佐々木陽典、小松史哉、斉藤隆弘、鈴木健志、山田篤史、河越尚幸、竹本育聖、田中英樹、熊手絵璃、城戸秀倫、前田正、石井孝政、渡邉利泰、宮﨑泰斗、日毛和男、財裕明、島田長人、中嶋均、瓜田純久:多発肝膿瘍の治療中に発症したメトロニダゾール脳症の一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  19. 田中優太、佐々木陽典、小松史哉、斉藤隆弘、鈴木健志、山田篤史、河越尚幸、竹本育聖2、田中英樹、熊手絵璃、城戸秀倫、前田正、石井孝政、渡邉利泰、宮﨑泰斗、日毛和男、財裕明、島田長人、中嶋均、瓜田純久:生理用タンポンに関連した毒素性ショック症候群とB 群溶血性連鎖球菌性毒素性ショック症候群を合併した一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  20. 廣田愛、本田善子、須磨崎さやか、藤岡直樹、岡田嶺、竹山照明、河越尚幸、熊手絵璃、竹本育聖、貴島祥、佐藤高広、佐々木陽典、石井孝政、前田正、宮﨑泰斗、渡邉利泰、財裕明、中嶋均、島田長人、瓜田純久:右下腹部痛で来院し腸管の異物(竹串)穿通の診断で大腸内視鏡下摘出した一例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
  21. 藤岡直樹、本田善子、須磨崎さやか、廣田愛、岡田嶺、竹山照明、河越尚幸、熊手絵璃、竹本育聖、貴島祥、佐藤高広、佐々木陽典、石井孝政、前田正、宮﨑泰斗、渡邉利泰、財裕明、中嶋均、島田長人、瓜田純久:腹部全体痛で来院し小腸内異物の診断で腹腔鏡下手術により摘出した1例。第13回日本病院総合診療医学会、東京、2016.9
次回、第14回総会は2017年3月に岡山で開催されます。多くの演題をもって、みんなで岡山に行きましょう。

文責 瓜田純久