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大森病院 総合診療・急病センター

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第8回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会に参加してきました。

平成28年10月15日(土)に東京慈恵会医科大学で開催された第8回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会に参加し、「3次元潅流培養系における13C-グルコース呼気試験を用いたがん細胞の糖代謝・動態評価」を研究紹介セッションで発表してきました。

糖代謝は血糖を評価することは勿論ですが、食したものが血糖に反映されるためには、多くのプロセスがあります。医排出、消化吸収、細胞内取り込み、解糖系、ペントースリン酸回路、TCA回路、糖新生、グリコーゲン・・・。これらを考慮せずにインスリンを投与してしまうと、低血糖を誘発したり、あるいは血糖コントロールは良好にもかかわらず、低栄養となり、アルブミンが低下してしまいかねません。
大学院生の河越先生は、グルコースの各炭素をラベルして投与することにより、どのプロセスが亢進あるいは抑制されているのかを推定できることをPLoS ONE誌に報告しています。今回は、同様の手法が細胞レベルでの糖代謝を評価できるかを、大学院生の貴島祥先生が実験してくれました。
この手法を用いると、安定同位体で標識したグルコースを用いた呼気試験によって,細胞レベルでの糖代謝の変化がとらえられる可能性が示されました。詳細については、貴島先生が論文を発表します。少しお待ち下さい。
貴島先生、good job!!

文責 瓜田純久