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東邦大学医療センター
大森病院 総合診療・急病センター

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第344回日本消化器病学会関東地方会で、研修医の竹下智史先生が見事デビューしました。

5月27日(土)に海運クラブで開催された第344回日本消化器病学会関東地方会で、研修医の竹研修医の竹下智史先生が「ウイルス性腸炎を契機に発見された大腸がんの1例」を発表しました。

中嶋均教授の指導のもと、ノロウイルス腸炎後に下痢を繰り返し、血便もあったため、再三の大腸内視鏡検査の勧めを断っていた高齢者を説得し、1年後に行った内視鏡検査でS状結腸にsmガンが発見された方でした。もっと強く勧めるべきであったと反省する一方、血便を伴う下痢に大腸ガンが発見される確率は非常に低いのも現実です。
東邦大学 総合診療・救急医学講座では下痢の患者さんには、できるだけ弁検査を勧めており、これまで1000例を超える下痢患者さんの便中抗原を検査してきました。血性下痢はそのうち67例であり、その中で大腸ガンは1例のみでした。本例はノロウイルス感染というcommonな疾患を契機に大腸ガンが発見されました。症候をよく分析し、怪しい症候があった場合には、積極的に内視鏡検査を勧めるべきであることを、改めて教えてくれた症例でした。
竹下先生お疲れ様でした。ランチョンの弁当も美味しかったですね。ぜひ、論文にしましょう。チームの指導医であった竹本先生も駆けつけてくれました。中嶋先生、ご指導ありがとうございました。

文責:瓜田純久