救急医療にこそ求められる”全人的医療”を心がけています。

メディア掲載情報
関連リンク

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 総合診療・急病センター

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

中嶋均教授が主催した第9回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会に多くの先生に参加していただき、活発な議論が行われました。

2017年9月29日、30日の両日、第9回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会を東邦大学総合診療・救急医学講座 中嶋均教授が主催し、臨床講堂で開催されました。多くの先生が参加され、活発な議論が行われました。
冒頭の挨拶で、研究の重要性を訴える中嶋先生。中嶋先生のお人柄で、多くの方々が参加してくれました。

東邦大学 総合診療・救急医学講座から、まず河越尚幸先生が「13C-クエン酸代謝に関する検討」を発表しました。TCA回路を構成しているクエン酸を投与した場合、酢酸よりも大きく遅れているものの、最終的には代謝されることを明かにしました。

午後のシンポジウムでは、救命センターの豊田先生が、「3次救急患者の皮膚ガス測定の経験」を報告しました。心肺停止から蘇生した患者の生体ガス情報を、世界で初めて検討し、最初の一例を発表しました。

午後の一般演題では佐々木陽典先生が、「13C-プロピオン酸呼気試験が診断と治療効果判定に寄与した前頭側頭葉型認知症と診断されていた一例」を報告しました。ビタミンB 12欠乏症の多彩な症状を13C-プロピオン酸呼気試験を用いて評価し、正しい診断と治療に導くことができた症例です。東邦大学総合診療科は診断スキルに立脚した臨床診断とともに、病態を解明するための基礎的検討を常に行っています。東邦大学のオリジナリティによって解決することができた症例でした。

夕方の一般演題は財裕明先生が座長を務め、熱い討論を行っていました。

懇親会では、学会開催を支えてくれた医局秘書さんや外来看護師さんと、美味しいビールを飲むことができました。

最後はこんなお茶目な中嶋教授でした。

ジリ貧となっていた日本安定同位体・生体ガス医学応用学会ですが、V字回復の予感を感じさせる雰囲気でした。皆様、ありがとうございました。

文責:瓜田純久