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東邦大学医療センター
大森病院 総合診療・急病センター

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第92回日本産業衛生学会で講演させていただきました。

2019年5月22日(水)~25日(土)、名古屋国際会議場にて開催された第92回日本産業衛生学会のランチョンセミナーで講演させていただきました。

機能性食品として注目されるヨーグルトですが、上部消化管に対する効果を持ったものは極めて少ないのが現状です。その中で、BF-1はヘリコバクターにも抗菌作用があり、同時に消化管運動を改善し、腹部症状を改善すること、そしてストレスを減じる作用があることを報告しました。東京に戻ってから14年、ヤクルトさんとの共同研究です。満員の会場はとても熱気に溢れていました。

講演後は、座長を担当していただいた順天堂大学の谷川先生とひつまぶしの店へ!名古屋めしを堪能しました。

その後は一路、松本へ。

松本クラフトフェアに参加し、陶器を購入。その後は、一度行きたかった近代教育発祥の開智学校を訪問しました。

1876年に松本市街地を流れる女鳥羽川沿いに建てられ、小学校校舎として 90 年近く使用された後、1963年に新校舎建築に伴い役目を終えました。文明開化の進展した当時、外国からの西洋建築受容の様子を示す擬洋風建築を代表するとともに、近代教育の黎明を象徴する学校建築として評価されています。一市一校制度の時期には、8000名を超える児童が学んでいたと記載されています。



開智学校を卒業し、文部次官も務めた澤柳政太郎氏が卒業生として紹介されていました。成城学園の学祖である澤柳は、大正2年に
「今日の教育は大人が大人の考えで児童に要求する嫌いが極めて多すぎると存じます。」
と述べてます。また、
「今日の学生は元気なるべき場所に元気ならずして、従順なるべき場所に帰ってわがままを主張する傾きがある。」
「真面目なる事に対しては知らざるがごとくし、正当の要求も道理のある議論もなさず、かえってつまらぬことに関しては、あるいはやかましくいい、あるいは臆面もなく要求する。」
「現代の学生は相集まっては衆力を頼んで多少の元気を示すけれども、単独には実に育児の内容に見える。」
と令和の時代と重なって見えてしまいます。

明日からの医学教育に、新たな気持ちで取り組む元気を開智学校からいただきました。学都 松本!とても有意義な時間となりました。ありがとうございます。

文責: 瓜田 純久