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大森病院 総合診療・急病センター

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9月14-15日に佐賀で開催された第19回日本病院総合診療医学会に参加してまいりました! 第1弾

9月14-15日に伝統ある佐賀大学医学部総合診療科の山下秀一教授が会長として佐賀市文化会館で開催された第19回日本病院総合診療医学会学術総会にたくさんの医局員、研修医、そして学生と共に参加してまいりました。

今回は、公私ともに大変お世話になってきた佐賀大学の皆様の大会ということで、なるべく多くの演題を出して佐賀に行こうと考え、座長等を含めると、医局員全体で17演題に登壇しました!

更に今回は医学生の先生にも教授の指導のもと研究内容をポスター発表してもらいました!盛り沢山ですが、報告させていただきます。

学生発表

本学4年生の林くんは瓜田教授の指導のもと「セルオートマトンを用いた感染症伝搬モデルの数理解析と院内感染対策の検討」という、ベテラン医師でも尻込みしそうな内容について発表してくれました!惜しくも育成賞受賞はなりませんでしたが、素晴らしい発表でした。
学生発表
(林君)素晴らしい発表でした。来年が楽しみです!

研修医発表

研修医2年目の繁田先生は前回の沖縄に引き続いて本学会2回目の登壇となりますが、自身の経験した印象深い症例について文献を含めて詳細に調べ、「腫瘍の脊髄圧迫症状で受診して低Na血症の精査により診断に至った原発不明異所性ACTH産生腫瘍の一例 」について口演で発表し、見事な臨床推論を展開し、なんと初期研修医育成賞を獲得しました!
研修医発表
(繁田先生)大会長の山下先生と満面の笑顔でパシャリ!

惜しくも、受賞はならなかったものの学会初体験の1年目研修医の松本先生も、過酷な研修医の合間に丁寧に症例について調べ、総合診療医の診断推論が光った「大動脈炎を呈して診断に苦慮した多発血管炎性肉芽腫症の一例」を口演してくれました。
研修医発表
(松本先生)笑顔が達成感を物語っていますね!

2年目研修医の小川先生も初めての学会発表でしたが、見やすくて印象的なポスターを作り上げ、「SpO2モニターでの奇脈により診断に至った大量胸水の一例」について初めてとは思えない堂々たる発表を成し遂げてくれました。
研修医発表
(小川先生)わかりやすい発表だったので、たくさんの先生が興味を持って質問してくれましたね!

医局員達の発表

柏木先生は得意分野である感染症の知識を活かして「鶏の内臓の生食によりランブル鞭毛虫症と赤痢アメーバ腸炎に罹患したと考えられた一例」についてポスター発表してくれました。
医局員達の発表
(柏木先生)朝、病棟の患者さんをみてから東京から駆けつけてくれました!西日の射す中での発表の姿です。

山田先生は多忙な日常臨床の合間に着々と準備を進め、なんと今大会で「Cheyne-Stokes呼吸が診断のきっかけとなった脳梗塞の一例」と「胸部 X 線でDouble contourとNiveauを呈した食道裂孔ヘルニアの一例」の2演題を口演で発表してくれました。本人曰く学会発表は苦手とのことですが、苦手だとは微塵も感じさせない、彼の強みである臨床的センスの光る堂々の発表と質疑応答でした!
医局員達の発表
(山田先生)1学会で2演題発表の大活躍です。

鈴木先生も超多忙な臨床・研究の合間を縫って学会に駆けつけ、教訓に富んだ貴重な「頸髄損傷と下顎打撲と誤診された破傷風の一例」について、診断エラーの視点から素晴らしい口演での発表をやり遂げてくれました!なんとその後は佐賀からトンボ帰りでした。お疲れ様でした!
医局員達の発表
(鈴木先生)神妙な面持ちで発表の後は佐賀ラーメンを平らげてとんぼ返りです。

大学院生でありながら、既に研究に関して当科の大黒柱になりつつある小松先生も学会に駆けつけてくれ、大変貴重な「カテーテル塞栓術により治療した感染性肺動脈瘤の一例」についてエレガントに発表してくれました。
医局員達の発表
(小松先生)妬ましいほどにスーツ姿がカッコよく決まっています。

レジデントの兄貴分である古谷先生には私が発表した最新の疫学研究である「右半結腸憩室炎と急性虫垂炎の鑑別」に関する論文(https://www.wjgnet.com/2307-8960/full/v7/i12/1393.htm)の内容について、発表してもらいました。ありがとうございました!

「右半結腸憩室炎と急性虫垂炎の鑑別」に関する論文

医局員達の発表

今回の学会では私自身が演者や座長を務める演題が多すぎて申し訳ないことに研修医やレジデントの発表を応援しに行くことがほとんどできませんでした。そんな中、瓜田教授が学生の林君はもちろんのこと、全ての研修医・レジデントのもとに足を運び、応援と写真撮影をしてくれました!これほど後輩を思ってくれる教授は他にはいないと思います。
学生発表の林君とそれを見守る瓜田教授の背中。一番好きな写真です。
そして、これほど多くの医局員がはるばる佐賀の地まで参加できたのも、他の医局員が外来・病棟を守ってくれたからです。ありがとうございました!
次は来年2月の博多で記念すべき第20回大会です!みんなで行きましょう!

文責: 佐々木 陽典