11月15日(金)大学院生 鈴木健志先生が出張中に積極的に取り組んだ研究、「透析患者における皮膚ガス」を東邦医学会で発表しました。
救急医療にこそ求められる”全人的医療”を心がけています。
大学院生 鈴木健志先生が東邦医学会で「透析患者における皮膚ガス」を発表しました。

鈴木先生は腎臓専門医を目指して、川崎幸病院腎臓内科、長岡日赤病院腎臓内科で研鑽を積み、9月に大学に戻ってきました。透析における生体の変化をテーマとして、皮膚ガス成分をGC—MSで解析してきました。

皮膚ガスは血液情報に皮膚腺や表面反応に由来する情報が混在するため、解釈が難しい検体ですが、透析前後での変化を検討することにより、これまでよく分からなかった代謝変化が明らかとなってきました。

研究は結果のわかっている課題で形式的に論文を仕上げても、何も貢献できません。結果が見えないことに取り組まなくてはなりません。鈴木先生はまさに未開拓の領域に手をつけており、今後の展開が楽しみです。
鈴木先生、貴重なデータを解析して頂き、ありがとうございます。オリジナリティの高い論文になります。最後まで頑張りましょう!
文責: 瓜田 純久