救急医療にこそ求められる”全人的医療”を心がけています。

メディア掲載情報
関連リンク

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 総合診療・急病センター

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

小松先生と執筆した症例報告が掲載されました。

大学院生の小松史哉先生と共同執筆した症例報告が日本病院総合診療学会の英語版学会雑誌であるJournal of Hospital General Medicineに掲載されました。
この症例報告“Ovarian vein thrombophlebitis: a potentially fatal differential of pyelonephritis”は当初は急性腎盂腎炎と診断されかけた産褥期右卵巣静脈血栓性静脈炎の症例について報告したものです。卵巣静脈血栓性静脈炎は肺塞栓を合併して致命的な転機をとる可能性もある疾患です。ほとんどが産褥期に右側に発症するため、患者が産褥婦であることを念頭におけば診断は難しくないのですが、稀な疾患であるため産婦人科医にも認識されていないことも多く、急性虫垂炎や尿路感染症と誤診されることが少なくないようです。
急性腹症の診断は時に非常に困難ですが、やはり婦人科歴を含めた詳細な問診が診断において極めて重要であることを再認識させられた教育的な症例として報告させていただきました。
小松先生は臨床からフラクタル等の先進的な研究までを一手に行う当科の若手のエースです。本症例報告に関して学会発表から資料検索・論文執筆までお疲れ様でした!
別刷りを片手に満面の笑みですね!
(やらされている感じが出てますが、苦笑ではないと信じます。)

文責: 佐々木 陽典