診療実績
泌尿器科手術症例件数
当科における悪性腫瘍手術のほとんどはダビンチ®手術を含めた腹腔鏡手術主体に行われております。腹腔鏡手術は傷口が小さく従来の開放手術と比較して術後の疼痛が軽減されることが期待されています。術者の立場からしても肉眼では見えにくかった部位が明瞭に見えるという利点もあります。膀胱がんに対する膀胱全摘手術も腹腔鏡で行っております。現在ダビンチ®手術は前立腺がんに対する全摘手術と小さな腎がんに対する腎部分切除術(病変のみを切り取る術式)に対して行われております。腹腔鏡手術ではなく従来法(開放手術)を選択する場合は、病変の大きさや周囲臓器との関係、あるいは以前に行われた腹部手術の影響などが考慮の判断材料となります。担当医と十分相談の上決定させていただきたいと思います。決定にあたってはセカンドオピニオンも歓迎いたしますので躊躇なくお申し出ください。
尿路結石に対する外科治療も多くの施設で行われるようになってきましたが、当院ではより難治例も増えております。そのため1回では治療しえない場合もありますので担当医と患者さんとで十分状況を把握していただいたうえで治療計画を立てるように心がけております。経尿道的に行うTULという術式と腎臓の直接到達するPNLという術式、あるいはこれらの同時施行と現在考えられているすべての術式に対応しております。
尿路結石に対する外科治療も多くの施設で行われるようになってきましたが、当院ではより難治例も増えております。そのため1回では治療しえない場合もありますので担当医と患者さんとで十分状況を把握していただいたうえで治療計画を立てるように心がけております。経尿道的に行うTULという術式と腎臓の直接到達するPNLという術式、あるいはこれらの同時施行と現在考えられているすべての術式に対応しております。