先進医療の先にある積極的な治療
特設サイト

東邦大学医療センター大森病院 泌尿器科 関連リンク
リプロダクションセンター (泌尿器科) 勃起障害、男性不妊、EDにお悩みの方はこちら

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 泌尿器科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

【休診日】
第3土曜日、日曜日、祝日
年末年始(12月29日から1月3日)
創立記念日(6月10日)

内視鏡下手術支援ロボット「ダヴィンチ(da Vinci Si®)」について

「ダヴィンチ」とは

ダヴィンチ

当院ではさまざまな外科的治療において、内視鏡(腹腔鏡、胸腔鏡)を用いた手術を積極的に行っています。内視鏡下手術は皮膚をごく小さく切開するだけで行うことができるため、従来の開腹手術に比べて身体への負担が少なく、術後の回復も早いなどのメリットがあります。

この内視鏡下手術をさらに正確かつ安全に行うために導入されたのが、内視鏡下手術支援ロボット「ダヴィンチ」です。

国内では2012年4月より、前立腺がんに対する根治手術(全摘出手術)に対してのみ、ダヴィンチを用いた手術に健康保険が適用されるようになりました。当科では2013年8月より同手術を開始しています。

ダヴィンチによる前立腺がんの手術方法

従来の腹腔鏡手術と同様に腹部の5ヵ所に小さな穴をあけ、内視鏡(カメラ)とロボットアームと呼ばれる手術器具を挿入します。医師は手術台から離れたところにある操作ボックス(サージョンコンソール)の中で内視鏡画像を観察し、ロボットアームを遠隔操作して手術を進めていきます。
サージョンコンソールとペイシェン

ダヴィンチの長所

ダヴィンチには、主に下記のような特長があります。
  • 自由に近接できる10倍の拡大視野および3次元の立体的のデジタルハイビジョンによる鮮明な映像で体内を観察できる
  • ロボットアームの可動域が広く、多関節機能によって自在に操作することができる
  • 手振れ防止機能なども装備されており、より精密な手術操作ができる

前立腺は恥骨(骨盤を形成する骨のひとつ)の裏側に位置しているため、従来の腹腔鏡手術では器具が届きにくいなど物理的に難しい面がありました。しかしダヴィンチの正確で微細なロボットアームの動きによって、これまで困難とされていた尿道と膀胱のつなぎ合わせもスムーズかつ的確に行うことができるようになっています。

こうしたダヴィンチの操作性、機能性により、従来の腹腔鏡手術に比べて術後の尿失禁の予防や回復、勃起など性機能温存の効果なども向上しています。

治療の一般的なスケジュール

手術前の通院
(3回ほど通院が必要となります)
・呼吸器や心臓の検査
・眼科で眼圧のチェック
・全身麻酔についての説明
入院・手術 手術前日 入院
手術当日 ・全身麻酔で行います
・手術時間:3~4時間
手術後 ・術後3~4日で点滴をはずします
・7日目に尿管と膀胱がきちんとつながっているか確認し、問題がなければ尿道の管を抜きます
・10日目に退院
退院後 ・約1ヵ月後に外来で病理結果を説明するとともに、血液検査を行いPSAを調べます
・その後は2ヵ月に1回~半年に1回と徐々に間隔をあけながら経過をみていきます
【ご参考】前立腺がん手術については下記ページもご参照ください

前立腺がん

よくあるご質問(男性編)