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第3土曜日、日曜日、祝日
年末年始(12月29日から1月3日)
創立記念日(6月10日)

婦人泌尿器科 尿失禁と臓器脱とは

泌尿器科ときいて、男性の患者さまが多く、女性が受診しにくいと思われる方も多いと思いますが、女性ならではの泌尿器の疾患があります。

尿失禁

もちろん男性にもありますが、女性が多いといわれています。
尿失禁には大きくわけて2種類あります。

腹圧性尿失禁

症状としてはおなかに力が入った時に尿がもれます。つまり、大きな声で笑ったり、くしゃみや咳をしたときなどです。重症のかたですと、椅子から立ち上がった時などにも尿がもれてしまいます。
腹圧性尿失禁の原因としては女性の場合、尿道が短いうえ、骨盤内の内臓を骨盤底筋という筋肉群で支えていますが、出産や加齢により骨盤底筋が弱くなり、膀胱や尿道のささえがゆるくなってしまうためです。
軽い症状の方は体操の指導や内服で軽快しますが、重症な方や、スポーツや外出を積極的におこない方は手術をお勧めしています。
手術は尿道の下に支えとしてテープを挿入します。手術時間は30分程度で入院は麻酔によっても変わりますが1泊2日から2泊3日です
当院ではTVT手術、TOT手術のどちらもおこなっております。
TVT手術とTOT手術

TVT手術とTOT手術

腹圧性尿失禁の状態

TVT手術の原理

切迫性尿失禁

症状としてはトイレに行きたいと思ったときに我慢できずに漏れてしまいます。例えば、買い物から帰ってきた途端に突然トイレに行きたくなり、玄関のドアを開けているうちにもれてしまう、トイレに座ろうと支度している間に漏れてしまう、などの訴えがあります。
これは過活動膀胱のためと考えられています。過活動膀胱の主な症状は突然の尿意をもよおし、それが耐えがたく、トイレに間に合うこともあれば間に合わないこともありという病気です。
過活動膀胱の原因ははっきりしないことも多いです。
治療としては膀胱の収縮をおさえるお薬を飲むことで症状が改善します。

骨盤内臓器脱

これは先ほど腹圧性尿失禁のところでもでてきましたが、骨盤底筋が弱くなっておこる病気で、女性特有です。膣から骨盤内の臓器が脱出してくる病気です。
症状としては股に何か挟まっている感じがあり夕方になるとひどくなる、お風呂で体をあらっているときに膣のあたりにピンポン玉くらいの大きさのやわらかいものがふれる、などです。
実際に膣から臓器が脱出してしまっている場合は内服や体操で改善することは難しく、処置や手術を行う治療となります。
処置としてはペッサリーという器具を用い、脱出している臓器を中に押し込める方法があります。
手術は従来法以外に当院ではメッシュを用いたTVMという手術も行っております。

女性の骨盤と骨盤内臓器

女性の骨盤と骨盤内臓器

正常

膀胱脱(膀胱瘤)

子宮脱

直腸瘤

ペッサリーによる治療

膀胱脱のメッシュ治療

直腸瘤のメッシュ治療