チーム医療の一員として医療・教育・研究に取り組む
東邦大学医療センター大森病院 薬剤部 関連リンク

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 薬剤部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

外来がん化学療法における薬剤師の役割

服薬指導(治療スケジュール・治療目的・副作用等の説明)

当院では化学療法センターに薬剤師が常駐しており、ベットサイドにて患者面談を行なっています。外来がん化学療法では患者自身または家族による副作用マネジメントが必要となるため、初回面談時には患者が治療について十分に理解し、安心して治療を受けることができるよう支援を行なっています。副作用の説明時には、その自覚できる症状, 発現頻度, 発現時期, 発現時の対応法, 予定外受診の目安などを指導するよう心掛けています。これら指導の際には、当院作成の説明書または製薬会社のパンフレットを用い説明を行なっています。

継続的な薬学的管理(副作用回避・治療継続のための薬学的介入)

現在、従来の細胞障害性抗がん薬から分子標的薬に加え、免疫チェックポイント阻害薬が使用可能となっており、出現する副作用も多岐にわたっています。当院の化学療法センター薬剤師は患者来院毎に面談を実施し、有害事象の評価, アドヒアランスの確認等を行い、必要に応じて、支持療法(副作用対策)の提案, 臓器障害時や副作用発現時の抗がん薬の減量または投与延期の提案等を各種ガイドライン, 論文, 各抗がん薬の適正使用ガイドなどを参考に科学的根拠に基づいた介入を行なっています。

保険薬局の方へ(薬薬連携)

外来がん化学療法では、病院で投与される注射抗がん薬と保険薬局にて調剤される経口抗がん薬との組み合わせの治療が幅広く行われています。そこで当院では地域全体でがん薬物療法の安全性を高める目的として、地域の保険薬局との連携(情報共有)をしております。保険薬局からの情報は、トレーシングレポートとしてフィードバックされ、当院薬剤師は主治医にその情報を伝えることで次回の診療に反映できるよう心がけています。 トレーシングレポート(レジメン別)様式をダウンロードして頂き、FAXにて薬剤部まで送信ください。なお、他の様式を利用いただいても構いません。 また、地域の保険薬局と定期的に研修会を実施し、がん種毎のレジメン紹介や注意すべき副作用について情報共有を行い、連携の強化を図っています。

外来がん化学療法レジメンをご覧いただく前に

東邦大学医療センター大森病院がん化学療法レジメンは、当院化学療法委員会で審査され承認されたレジメンについて、その内容を保険薬局薬剤師などが利用するために公開するものです。当院の化学療法センターで抗がん薬治療を実施された患者さんには、「レジメンシール」をお渡ししています。レジメン名を確認して頂き、該当するレジメン情報を参照して服薬指導、薬学的管理にお役立てください。投与量、投与スケジュール、支持療法等は患者さんの状態によって変更される場合があります。