ご挨拶
事業推進プロジェクトサブリーダー 医学部長 池田隆徳

地域志向型医療人材養成プログラムは、 6年一貫地域医療学修を通じて、 地域志向型リーダーとして活躍できる総合力・適応力・ 教育力を有する人材を育成することを目的としています。 千葉大学と連携して事業を推進し、「大学で学ぶ医学」と「 地域で展開・提供される医療」を一体化し、医学部1年次からこれ らを修得することで、 早い段階から大学にいながらリアルタイムで地域で展開されている 実臨床を学ぶことができます。 本事業から創造される人材が持続可能な地域医療の活性化をもたら すとともに、時代に応じて変化する千葉県、ひいては日本の地域医 療が抱える課題の解決につながることを期待しております。
ポストコロナ事業担当 特任教授 朝比奈真由美

千葉大学と東邦大学の事業連携に基づき千葉大学附属病院総合医療教育研修センター特任教授から異動してまいりました。医学教育を専門として、専門職連携教育(IPE)、プロフェッショナリズム教育、生命倫理教育、医療面接教育及び模擬患者養成、医学英語教育と交換留学支援などを行ってきました。今回の事業の「地域医療への高い情熱と好奇心を涵養して総合力・適応力・教育力を醸成する地域志向型医療人材を養成」するという目的に向かって、東邦大学の先生方のお仲間に加えていただき地域医療学、全人的医療人教育科目などに関わっていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。
千葉地域医療教育推進委員会 教育担当副学部長 三上哲夫

この度、千葉大学と連携して本事業を推進する運びとなりました。「ポストコロナ」「地域」というキーワードでこの補助金事業は展開されていますが、これらのキーワードを狭く解釈するのではなく、これからの時代の医療人に求められているのは、総合的な幅広い能力である、ということと考えましょう。もちろん、それは千葉の医療に限ったことではありません。この事業で整備する教材(動画教材、シミュレーターなど)は、全員が利用できますので、ぜひ、これからの医療の最前線で活躍できる医療人になることを目指して、学修に励んでほしいと思っています。