ご挨拶

北村 享之 教授

「以和為貴」

 よりよい医療を実践するためには、患者さんと医療従事者の間に信頼関係が構築されるとともに、患者さんに関わるすべての医療従事者間で良好なコミュニケーションが形成される必要があります。患者さんと医療従事者の間に生まれる“人の輪”、患者さんが受ける医療に関わる様々な分野の医療従事者の間に生まれる“人の輪”。すべての医療は“人の輪”の中で行われており、麻酔科が担当する医療も例外ではありません。“人の輪”を保つためには“和の心”が重要です。すなわち、“以和為貴(和をもって貴しとなす)”です。この“以和為貴”を、2014年4月より新体制となる東邦大学医療センター佐倉病院麻酔科の診療における標語として掲げます。前教授の田上惠先生が掲げられた“人としての全人格と医師としての全能力をもって常に医療に携わる”という基本理念を継承し、“以和為貴”という標語のもとに、手術室では手術予後の改善を目的とするよりよい周術期管理が提供できるように、外来では痛みに苦しんでいる患者さんに安全かつ効果的な疼痛緩和医療が提供できるように、日々の診療に取り組みます。
 麻酔とはなにか?麻酔科医はどんな仕事をしているのか?に関しては、田上惠前教授が朝日新聞に連載した“カルテの余白”にわかりやすく解説されています。是非お読みください。
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メディア掲載情報

カルテの余白(朝日新聞)


朝日新聞の医療面の記事「カルテの余白」に当麻酔科の田上惠客員教授のコラムが掲載されました。


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