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妊娠・子育て支援

麻酔科特別レジデントの声

櫻井 麻美 麻酔科特別レジデント
氏名 櫻井 麻美
職位 麻酔科特別レジデント
2012年5月から麻酔科特別レジデントとして勤務させていただいている櫻井麻美です。
就職と同時に妊娠が判明し、嬉しい半面日々変化する体調になかなか対応できず、ちゃんと仕事ができるのだろうか、むしろ出勤することで皆さんにご迷惑をおかけしてしまうのではないか・・・と新しい環境で働くことにとても不安を覚えていました。しかし教授を始めとした医局員の先生方は皆さんとても優しく、「おめでとう!まずは先生の体調と赤ちゃんのことを最優先に考えてね」と声をかけてくださり、心からホッとしたことを今でも覚えています。

週3日の勤務日は相談の上で曜日が決められるため、私の場合は週の途中で休みを入れさせていただくことにより勤務日が続かないようにすることができました。このため連続勤務により体に負担がかかるということもなく、平日に検診に行ったり夜だけでは賄いきれない家事を日中行ったりすることもできます。また、勤務日も定時に帰宅できるよう当直の先生や手があいている先生が配慮してくださるため、毎日家でちゃんと食事ができ、その後ゆっくり休息時間をとることができるのも妊娠中の身としては大変ありがたいです。
今後は当院の規定により産前・産後休暇や育児休暇を取得することができるため、その期間は出産・育児に専念することができます。その後仕事に復帰する時も、もしまだ体調や子育てに不安がありフルタイム勤務が躊躇される場合はこの麻酔科特別レジデント枠で復帰することも可能です。
私はまだ専門医取得前ですが、当院は麻酔科学会認定施設のため非常勤である麻酔科特別レジデントとしての勤務期間も認定申請に対応していること、また私学共済・労災保険に加入できることも大きなメリットとなっています。

事務的な利点もたくさんありますが、個人的には医局の雰囲気が大変良いことが一番の魅力ではないかと思っています。当初は男性医師ばかりの医局であることが不安だったのですが、むしろ「パパさん麻酔科医」が多いこともあってか皆さん妊娠・出産に対して驚くほど理解があり、麻酔に関してはもちろんのこと、親身になってベビーグッズや子育てのアドバイスなどがいただけるのがとても楽しいです。また、手術室全体としてもコメディカルスタッフや外科の先生方までもが体調を気遣って声をかけてくださるような温かい雰囲気のため、日々とても楽しく仕事を続けさせていただいています。
女性医師にとって仕事と家庭を両立させるのはなかなか難しいこともあるかと思います。しかし、もし当直やオンコールがあるフルタイムで働き続けることが難しい・・・と悩んでいる方がいらしたら、どちらかを諦めたり辞めてしまったりすることなく、このような形で継続することもできることを知ってもらえれば・・・と思っています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 麻酔科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)