循環器内科

3.頻脈性不整脈

正常の脈拍は安静時で、規則正しく毎分55-70回程度です。脈拍が規則正しくない、または、安静時に毎分100回以上となっている場合には不整脈を疑います。心臓は筋肉で構成され、筋肉は電気で収縮します。不整脈は心臓の電気の流れの異常で発症します。
不整脈には多くの種類があり、自覚症状は何も感じない、動悸、めまい、ふらつき感、失神まで様々で、同じ不整脈でも各自によって自覚症状が異なります。そして、治療しないでよい不整脈から放置すると心不全や死に至る不整脈があり、自覚症状から不整脈の種類や重症度を知る事が難しいため、診断には不整脈を心電図に不整脈を記録する必要があり、受診をお勧めします。
不整脈の種類により、治療法は異なりますが、薬物療法、カテーテル治療(カテーテルアブレーション)、植え込み型除細動器(ICD)、植え込み型除細動機能付き心臓再同期療法(CRT-D)、等があります。(文責:野呂眞人)  
『2019年度のEPS・アブレーション、ICD,CRT-D 年間約100例』

カテーテルアブレーション

カテーテルで心臓の一部を焼灼する事で異常な電気の流れを止める治療法で、不整脈の根治術となります。
カテーテルアブレーション

植え込み型除細動器(ICD)

ICDは死に至る不整脈を電気刺激や電気ショックで停止させるデバイスです。
(*デバイスとはペースメーカーの様に体に植え込む治療法の総称)
植え込み型除細動器(ICD)

植え込み型除細動機能付き心臓再同期療法(CRT-D)

心臓の両側から電気刺激で心臓の動きを助け、且つ、ICDの機能を有するデバイスです。
植え込み型除細動機能付き心臓再同期療法(CRT-D)