循環器内科

5.下肢閉塞性動脈硬化症

近年高齢化や生活習慣病増加に伴い、末梢血管疾患が急増しています。歩行時下肢痛や足潰瘍・壊疽の原因となる下肢の末梢血管疾患は、生活の質、時に命に直結するため、当科では積極的に治療を行っています。内科医としての全身管理、循環器医としての全身動脈硬化疾患及び心疾患(狭心症など)への厳格な管理、そして血管内治療医としての積極的カテーテル治療(EVT: endovascular therapy)が我々の役割です。足の血圧測定や超音波など負担の少ない検査を行い、必要時CTや血管造影を行います。治療は、歩行時下肢痛の場合、まず内服薬を投与、効果が乏しい場合に血行再建術を考慮します。安静の痛みや足に傷がある場合は、早急に血行再建術を考慮します。血行再建術には、カテーテル治療とバイパス術があります。当院では、負担の少ないカテーテル治療を積極的に行い、良好な成績をあげています。局所麻酔なので、負担は少なく、術中に会話も可能です。手術時間は、治療部位・難易度次第ですが、30分~3時間程度です。入院期間は経過によりますが3泊4日が標準です。EVT外来を窓口としておりますが、循環器内科外来でも対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。(文責:美甘周史)
5.下肢閉塞性動脈硬化症