循環器内科

2. 心不全

心不全とは、「心臓の機能が悪くなることにより、息切れやむくみが出現する」状態を言います。
虚血性心疾患や、心臓弁膜症、心筋症などの終末期病態であり、心不全の罹患率は高齢になればなるほど高くなり80歳以上では10%の人が慢性心不全の状態と報告されております。
近年、日本は高齢者人口の急激な増加に伴い、心不全患者の増加が予想されています。高齢者は心不全で入院するとそのまま寝たきりになってしまうこともあり、当院では「急性期心臓リハビリテーション」を取り入れ、心不全患者の早期離床、社会復帰に取り組んでおります。高齢心不全患者はサルコペニア(筋肉量、筋力の低下)や認知症など心不全以外の問題を抱えることも多く、医師だけでなく、理学療法士や看護師、管理栄養士等、多職種でのカンファレンスを定期的に開催し、包括的な心不全対策に努めております。(文責:清川甫)
2. 心不全