患者さんへ

メニュー

診療の特色

1.皮膚疾患全般に対して、専門性に富んだ高度な皮膚科医療を提供しています

東邦大学医療センター佐倉病院 皮膚科では、大学病院ならではの高度な医療の提供を目指し、充実したスタッフ層で皮膚疾患全般の診療にあたっています。
中でもとくに当科が得意とする診療として、以下の4つが挙げられます。

アレルギー性皮膚疾患(アトピー性皮膚炎・じんましん・薬疹など)に対する診断・治療

当科は日本アレルギー学会が認定する、千葉県で唯一の教育施設(皮膚科)です。接触皮膚炎を引き起こす「ジャパニーズスタンダードアレルゲン」や金属アレルギーのパッチテスト、各種プリックテストを実施しているほか、症例に応じて入院でのアレルゲン負荷テストを行い、アレルゲンの特定に努めています。

また、難治性のアトピー性皮膚炎に対する入院療法や全身照射紫外線装置を用いた全身ナローバンド-UVB療法も導入しています。

乾癬に対する治療・研究

比較的軽症の患者さんから重症度の高い患者さんまで幅広く、数多くの症例を手がけています。当科は日本皮膚科学会の生物学的製剤承認施設であり、患者さんの症状やご希望などに応じて乾癬治療薬として認可されている生物学的製剤を積極的に取り入れています。また、外用剤ではなかなか症状が改善しない患者さんの補助的な治療として全身照射紫外線装置を用いた全身または局所のナローバンド-UVB療法を行っています。
また、乾癬とメタボリック症候群との関与について当院 糖尿病・代謝・内分泌センターと連携して臨床研究に取り組み、さらなる質の高い医療の提供を目指しています。

皮膚腫瘍(皮膚がん)に対する診断・治療

良性から悪性まで広く皮膚腫瘍の診療を行っています。とくに当科が力を入れているのが、ダーモスコープによる早期診断、早期治療です。
ダーモスコープを加えた早期診断により、初期皮膚癌では外用薬による「切らない」治療や、切除範囲の少ない手術が可能な場合があります。気になる症状がある場合には、できるだけ早く受診してください。

膠原病・水疱症などの自己免疫疾患に対する診断・治療

全身性エリテマトーデス(SLE)、シェーグレン症候群、皮膚筋炎、強皮症などの膠原病皮膚病変の診断・治療を行っています。重症天疱瘡・水疱性類天疱瘡に対しての入院治療、免疫グロブリン点滴療法も行っています。

2.すべての患者さんに満足していただける、丁寧な診療がモットーです

皮膚疾患の中には激しいかゆみなどによって日常生活に支障をきたしたり、外見に影響を及ぼしたりする症例も多く、たくさんの患者さんがさまざまな悩みや問題などを抱えていらっしゃいます。当科では患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の向上をサポートするため、ただ病気を治すだけではなく、「なぜその症状が現れたのか」という原因を患者さんとともに追究することを大切にしています。医学的に原因が特定できない皮膚疾患もありますが、患者さんの生活環境やライフスタイルなどを知ることで改善の糸口が見つかる例も少なくありません。

患者さん一人ひとりに満足していただける丁寧な診療を、スタッフ一同常に心がけています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 皮膚科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)