胃の病気

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胃粘膜下腫瘍

近年の内視鏡検査の普及により胃粘膜下腫瘍が発見される機会が多くなりました。その中でも胃粘膜の下層から発生するGIST(消化管間葉系腫瘍)は、がんとは異なりますがある一定の大きさを超えると転移する確立が高まるため注意が必要です。当科では内視鏡検査、CT検査などで正確な術前診断を行い、治療方針を決定します。

胃粘膜下腫瘍の手術方法

手術方法は5cm以下の腫瘍であれば腹腔鏡手術による胃局所切除を行い、それ以上大きな場合は開腹手術による胃局所切除を行うことを基本としています。

胃の入り口である噴門部に出来た胃粘膜下腫瘍に対しては局所切除が困難であるため胃全摘術を行う施設も多いのですが、当院では内視鏡下胃内手術という特殊な技術を要する手術も行い胃の温存に努めています。一部の悪性度の高いGISTは転移をきたすことも多く、このような場合は抗がん剤(チロシンキナーゼ阻害剤)を用いた化学療法も行っています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 消化器外科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)