食道の病気

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胸部食道がんの手術

食道がんでは、頚部胸部腹部3領域のリンパ節に転移することがあるため、基本術式は、右開胸食道亜全摘術+3領域リンパ節郭清術としています(ただし、75才以上の高齢者や全身状態の比較的不良な場合、胸部下部食道がんで深達度が粘膜下層までの場合は、頚部の予防的郭清はおこなっていません。)

手術を安全かつ低侵襲におこなうため、術前から肺炎防止の呼吸訓練、口腔ケアを行います。手術に際しては、胸筋温存、肋骨非切離にて開胸し、食道を切除後、胃管での再建(生理的な後縦隔経路を選択)を標準(胃にも病変がある場合は結腸)としています。
術後2週間での退院、その後運動能力として従前の社会復帰を目標としています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 消化器外科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
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