膵腫瘍とは?
膵臓にできる腫瘍には、悪性腫瘍(がん)、低悪性度腫瘍、良性腫瘍があります。
膵臓は体の奥にある臓器のため、初期には症状が出にくいことが多く、検査で偶然見つかる場合も少なくありません。進行すると、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)・腹痛・背中の痛み・体重減少・食欲不振などの症状が現れることがあります。
膵臓は体の奥にある臓器のため、初期には症状が出にくいことが多く、検査で偶然見つかる場合も少なくありません。進行すると、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)・腹痛・背中の痛み・体重減少・食欲不振などの症状が現れることがあります。
膵腫瘍の主な種類
悪性腫瘍
■ 膵がん(膵管がん)
最も多い膵臓のがんで、進行が早いのが特徴です。
外科的切除が唯一、根治(治癒)を目指せる治療法となります。
■ 膵神経内分泌腫瘍
ホルモンを産生する機能性腫瘍(インスリノーマなど)と、産生しない非機能性腫瘍があります。進行が比較的ゆっくりなものも多く、手術により治癒が期待できる場合が多い腫瘍です。診断がついた時点で、手術が検討されることが多いのが特徴です。
低悪性度腫瘍・境界悪性腫瘍
■ 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)
膵管に粘液を分泌する腫瘍で、がん化する可能性があるため、定期的な経過観察が重要です。
■ 粘液性嚢胞性腫瘍(MCN)
主に女性に多く、がん化のリスクがあるため、大きさや画像所見により手術が検討されます。
■ 漿液性嚢胞腺腫(SCN)
基本的には良性で、症状がなければ経過観察となることが多い腫瘍です。ただし、大きな病変で悪性腫瘍が疑われる場合は手術が検討されます。
■ 充実性偽乳頭状腫瘍(SPN)
若年女性に多い比較的まれな腫瘍で、手術により治癒が期待できます。
悪性腫瘍
■ 膵がん(膵管がん)
最も多い膵臓のがんで、進行が早いのが特徴です。
外科的切除が唯一、根治(治癒)を目指せる治療法となります。
■ 膵神経内分泌腫瘍
ホルモンを産生する機能性腫瘍(インスリノーマなど)と、産生しない非機能性腫瘍があります。進行が比較的ゆっくりなものも多く、手術により治癒が期待できる場合が多い腫瘍です。診断がついた時点で、手術が検討されることが多いのが特徴です。
低悪性度腫瘍・境界悪性腫瘍
■ 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)
膵管に粘液を分泌する腫瘍で、がん化する可能性があるため、定期的な経過観察が重要です。
■ 粘液性嚢胞性腫瘍(MCN)
主に女性に多く、がん化のリスクがあるため、大きさや画像所見により手術が検討されます。
■ 漿液性嚢胞腺腫(SCN)
基本的には良性で、症状がなければ経過観察となることが多い腫瘍です。ただし、大きな病変で悪性腫瘍が疑われる場合は手術が検討されます。
■ 充実性偽乳頭状腫瘍(SPN)
若年女性に多い比較的まれな腫瘍で、手術により治癒が期待できます。
膵腫瘍の治療法について?
膵腫瘍の治療は、腫瘍の種類・大きさ・広がり・患者さんの全身状態を総合的に判断して決定します。膵臓は重要な臓器であり、手術には高い専門性が必要ですが、根治を目指すうえで最も重要な治療法が外科手術です。
手術の適応について
膵がんの切除可能性
● 切除可能(Resectable)
腫瘍が膵臓に限局し、主要な血管に浸潤していない場合
● 境界切除可能(Borderline Resectable)
血管への軽度の浸潤があり、術前治療(化学療法など)後に手術を行う場合
● 切除不能(UnResectable)
遠隔転移や高度な血管浸潤がある場合は、化学療法が中心となります
全身状態
心臓・肺などの機能や体力を評価し、安全に手術ができるかを慎重に判断します。高齢の方や持病のある方では、リスクと効果を十分に検討したうえで治療方針を決定します。
膵がんの切除可能性
● 切除可能(Resectable)
腫瘍が膵臓に限局し、主要な血管に浸潤していない場合
● 境界切除可能(Borderline Resectable)
血管への軽度の浸潤があり、術前治療(化学療法など)後に手術を行う場合
● 切除不能(UnResectable)
遠隔転移や高度な血管浸潤がある場合は、化学療法が中心となります
全身状態
心臓・肺などの機能や体力を評価し、安全に手術ができるかを慎重に判断します。高齢の方や持病のある方では、リスクと効果を十分に検討したうえで治療方針を決定します。
手術の種類
腫瘍の場所や広がりにより、以下の手術を選択します。
■ 膵頭十二指腸切除術
膵臓の頭の部分に腫瘍がある場合に行います。
十二指腸や胆管、胆のうも一緒に切除し、再建します。
高度な技術が必要な手術ですが、当科では経験豊富なチームで対応しています。
■ 膵体尾部切除術
膵臓の体からしっぽにかけての腫瘍に対して行います。
通常は脾臓も一緒に切除します。
■ 膵全摘術
膵臓全体に病変が広がっている場合に行います。
術後はインスリンや消化酵素の補充が必要になります。
■ 膵中央切除術
腫瘍が膵臓の中央に限局している場合に行う機能温存手術です。
適応は限られますが、慎重に選択します。
■ 腹腔鏡下膵手術
一部の腫瘍では腹腔鏡下膵切除手術(小さな傷で行う手術)が可能です。
傷が小さく、回復が早いという利点があります。
術後の合併症と管理
膵臓の手術後には、
●膵液瘻(膵液が漏れる)
●出血
●感染症
●糖尿病の悪化
などのリスクがありますが、当科では早期発見・早期対応に努め、安全管理を徹底しています。
術後のフォローアップ
●定期的なCT・MRI検査
●腫瘍マーカー測定
●栄養・血糖管理
を行い、再発の早期発見と生活の質の維持をサポートします。
腫瘍の場所や広がりにより、以下の手術を選択します。
■ 膵頭十二指腸切除術
膵臓の頭の部分に腫瘍がある場合に行います。
十二指腸や胆管、胆のうも一緒に切除し、再建します。
高度な技術が必要な手術ですが、当科では経験豊富なチームで対応しています。
■ 膵体尾部切除術
膵臓の体からしっぽにかけての腫瘍に対して行います。
通常は脾臓も一緒に切除します。
■ 膵全摘術
膵臓全体に病変が広がっている場合に行います。
術後はインスリンや消化酵素の補充が必要になります。
■ 膵中央切除術
腫瘍が膵臓の中央に限局している場合に行う機能温存手術です。
適応は限られますが、慎重に選択します。
■ 腹腔鏡下膵手術
一部の腫瘍では腹腔鏡下膵切除手術(小さな傷で行う手術)が可能です。
傷が小さく、回復が早いという利点があります。
術後の合併症と管理
膵臓の手術後には、
●膵液瘻(膵液が漏れる)
●出血
●感染症
●糖尿病の悪化
などのリスクがありますが、当科では早期発見・早期対応に努め、安全管理を徹底しています。
術後のフォローアップ
●定期的なCT・MRI検査
●腫瘍マーカー測定
●栄養・血糖管理
を行い、再発の早期発見と生活の質の維持をサポートします。
腹腔鏡下膵体尾部切除術
経験豊富な医師がチームで治療にあたり、安全性を最優先に、安心して治療を受けていただける体制を整えています。どんな小さなことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。