患者さんへ

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診療の特色

1.消化器全般の疾患に対し、専門的な診療と他診療科との万全な協力体制で、患者さんを幅広くサポート

高度な専門技術と多様な経験、学びの場

佐倉病院消化器外科では、食道・胃・小腸・大腸などの消化管疾患や、肝臓・胆道・膵臓・脾臓といった臓器に対する外科的治療を幅広く行っています。新しい技術や知識の導入にも積極的に取り組んでおり、医師一人ひとりが専門性を高めながら、多岐にわたるスキルの習得を目指しています。

少数精鋭によるチーム医療

当科は医師8名と診療看護師(Nurse Practitioner:NP)1名(2026年1月現在)による少数精鋭のチームで構成されています。臓器別に担当を分けるのではなく、9名全員で消化器全体の診療に取り組む体制をとっており、これは当科ならではの大きな特徴です。どのような症例に対しても、メンバー全員が密に連携をとり、スムーズかつ的確な対応が可能な「総合力」が強みです。また消化器外科医だけでなく、内科医、麻酔科医、看護師、薬剤師、リハビリスタッフなどとも連携して患者さんの治療を術前から術後まで継続して包括的に行なっています。

温かく働きやすい、アットホームな職場環境

小規模な医局ならではの温かな雰囲気と、強固なチームワークが当科の自慢です。若手からベテランまで距離が近く、日常的に相談や意見交換が活発に行われており、働きやすい環境が整っています。少数先鋭のチームであり、若い先生にとっては良性疾患から悪性疾患まで早くから非常に多くの症例をスタッフの指導のもと執刀することが可能であり、幅広く効率的に外科修練を積めるシステムをとっております。外科医の働き方改革を推進しており、医師のQuality of Workの向上にも取り組んでいます。

地域医療への貢献

地域の基幹病院として、地域の医療を支えておられる病院や診療所との連携を大切にしながら救急医療から慢性疾患まで幅広く対応し、患者さんが安心して治療を受けていただく体制をとっています。
私たちは、患者さん一人ひとりの病態や生活環境を踏まえ、その方にとって最善と考えられる手術を提供できるよう努めています。また、当院では消化器内科との密な連携はもちろんのこと、『佐倉病院 外科』という一つの大きなチームのもとで、呼吸器外科・心臓血管外科・乳腺外科など、他分野の外科医とも協力し合いながら診療にあたっています。
このように、多領域の外科医が一体となって治療に取り組める環境は、大外科体制ならではの強みであり、患者さんに最大限の治療効果をもたらす基盤となっています。

2.患者さんの身体への負担が少ない低侵襲手術で 消化器がんをしっかり治療

我々の担当する疾患は日本人の3大死因の1つである“がん”、その中でも多くの患者さんが罹患する消化器がん(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢)の治療を中心に行なっています。

腹腔鏡手術やロボット手術に力を入れています

腹腔鏡手術やロボット支援手術では腹部に数カ所の小さな穴を開け、そこからカメラや専用の器具を挿入し、モニタに映し出される映像を確認しながら、繊細かつ正確な操作を行うのが特徴です。
最新の画像技術を活用することで患部をより鮮明かつ拡大して観察することが可能となり、病巣の切除範囲を的確に見極めることができます。
また、従来の開腹手術と比べて傷が小さく痛みが軽減されるとともに、出血量が少なくなり、癒着による腸閉塞などの術後合併症も起こりにくく、術後の回復が早まるため入院期間の短縮や早期の社会復帰が期待できます。

胆石症や虫垂炎などの良性疾患はもちろん、悪性疾患である消化器がんに対して腹腔鏡手術を積極的に実施しています。2022年からは直腸がん、2023年には胃がん、2025年からは大腸がんに対するロボット支援手術を導入しており、より安全かつ精密な治療の提供を目指しています。

肝胆膵領域においても、肝がんや膵がんに対する腹腔鏡を用いた低侵襲手術を行っており、その症例数は年々増加しています。

私たちは、「身体にやさしい」だけでなく、「取るべきものは確実に取り、残すべきものは安全に残す」過不足のない精密な手術を実現し「がんをしっかり治す」ことを重視した外科治療の提供に日々努めています。

3.高度肥満症に対する「腹腔鏡下胃スリーブ切除術」が可能な施設

高度肥満症は、食生活だけでなく体質、生活環境、心理的要因などが複雑に関わって発症する疾患です。また、肥満に関連して糖尿病、脂質異常症、高血圧、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、整形外科的疾患などの肥満関連健康障害を生じることがあり、これらを放置すると身体面の問題だけではなく、生活の質(QOL)を大きく損なう可能性があります。

個別の病態に応じた手術オプションを提供可能

当科は所定の施設基準を満たした医療機関として、350例以上の減量・代謝改善手術を行なってきました(2025年8月現在)。現在は、保険診療としてスリーブ状胃切除術およびスリーブバイパス術(スリーブ状胃切除術に消化管バイパスを併施する術式)を実施しており、病態に応じて胃バイパス術を自費診療として行うこともあります。
ただし、高度肥満症は外科治療だけで解決できるものではありません。当科では医師(内科・外科・精神科)や看護師、栄養士、理学療法士、臨床心理士、肥満症治療コーディネーター等からなる多職種の治療チームを整え、患者さん一人一人に寄り添った継続的なサポートを行なっています。

4.千葉県内における潰瘍性大腸炎・クローン病治療の中核施設。消化器内科と連携し、可能な場合には腹腔鏡下手術を

当院は消化器内科を中心に潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患の治療と研究にも力を入れており、千葉県内での中核施設となっています。
消化器外科では内科治療抵抗性の潰瘍性大腸炎やクローン病などに対して、年間50件程度の腹腔鏡手術をコンスタントに行っています。
炎症性腸疾患に対する術後のQOLは最も重要視されるべきポイントです。
腹腔鏡手術の低侵襲性と、数多くの症例から得た経験を活かして、最良の手術を提供できるように心掛けています。

対象疾患

診療実績

これから受診される方へ

地域連携への取り組み・姿勢

施設認定

ストーマ外来

当科で行っている臨床研究のお知らせ

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 消化器外科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)