2024年9月12日(木)第1回佐倉レチナ倶楽部を開催しました。
先日2024年9月12日に開催された『第一回佐倉レチナ倶楽部』は、網膜疾患に関する知識を深める貴重な機会となりました。今回が初めての開催であり、平日の夜という忙しい時間帯にも関わらず、近隣の開業医の先生方にも多数ご参加いただきましたことに、心より感謝申し上げます。
今回の会では、特に愛知医科大学からご高明な瓶井資弘教授をお迎えすることができ、大変光栄に存じます。瓶井先生のご講演に先立ち、まずは当院の院内助教である田中一史先生が『糖尿病黄斑浮腫に対しファリシマブ投与後に血流変化を追えた一例』について発表され、最新の研究成果や治療の進展についての詳細な報告がありました。当院では田中先生を始め、LSFGを用いた研究を積極的に行っており、今後も研究の発展に期待ができます。
続いて瓶井先生による『網膜疾患:デジタル手術と診断』のご講演が行われました。当院では昨年からヘッズアップサージェリー(NGENUITY®︎3Dビジュアルシステム:日本アルコン株式会社)を導入しており、術者が快適に手術を行えるだけでなく、より患者様への侵襲が少なく、疾患に合わせて最適な手術が可能となっています。また、術者と助手が同じ画面を共有して手術を行うことで、教育面でも大いに貢献しております。瓶井先生は網膜硝子体手術分野のトップサージャンであり、ヘッズアップサージェリーの設定に焦点を当て、細やかな設定の違いや、それによって生じる手術結果への影響について詳しく解説してくださいました。手術において最適な環境を整えることの重要性を再確認し、今後の臨床においてどのように応用していくべきか、多くの示唆を得ることができました。
また、当院では網膜硝子体術者を志す女性医師も多く活躍しており、瓶井先生との関わりを通じて、参加した若手医師たちの士気も大いに高まり、今後の診療への意欲がさらに強化されたことも、今回の会の大きな成果の一つです。(ページ下部の写真は網膜硝子体術者を志す若手医師と瓶井先生との一枚です)
『第一回佐倉レチナ倶楽部』は、多くの学びと交流が生まれた実り多い会であり、今後もこのような有意義な機会を継続していくことが、地域医療の向上に繋がると確信しています。次回の開催がさらに充実したものとなるよう、今から期待が高まります。
今回の会では、特に愛知医科大学からご高明な瓶井資弘教授をお迎えすることができ、大変光栄に存じます。瓶井先生のご講演に先立ち、まずは当院の院内助教である田中一史先生が『糖尿病黄斑浮腫に対しファリシマブ投与後に血流変化を追えた一例』について発表され、最新の研究成果や治療の進展についての詳細な報告がありました。当院では田中先生を始め、LSFGを用いた研究を積極的に行っており、今後も研究の発展に期待ができます。
続いて瓶井先生による『網膜疾患:デジタル手術と診断』のご講演が行われました。当院では昨年からヘッズアップサージェリー(NGENUITY®︎3Dビジュアルシステム:日本アルコン株式会社)を導入しており、術者が快適に手術を行えるだけでなく、より患者様への侵襲が少なく、疾患に合わせて最適な手術が可能となっています。また、術者と助手が同じ画面を共有して手術を行うことで、教育面でも大いに貢献しております。瓶井先生は網膜硝子体手術分野のトップサージャンであり、ヘッズアップサージェリーの設定に焦点を当て、細やかな設定の違いや、それによって生じる手術結果への影響について詳しく解説してくださいました。手術において最適な環境を整えることの重要性を再確認し、今後の臨床においてどのように応用していくべきか、多くの示唆を得ることができました。
また、当院では網膜硝子体術者を志す女性医師も多く活躍しており、瓶井先生との関わりを通じて、参加した若手医師たちの士気も大いに高まり、今後の診療への意欲がさらに強化されたことも、今回の会の大きな成果の一つです。(ページ下部の写真は網膜硝子体術者を志す若手医師と瓶井先生との一枚です)
『第一回佐倉レチナ倶楽部』は、多くの学びと交流が生まれた実り多い会であり、今後もこのような有意義な機会を継続していくことが、地域医療の向上に繋がると確信しています。次回の開催がさらに充実したものとなるよう、今から期待が高まります。
文責:布瀬 萌