お知らせ

2024年9月15日 第281回千葉県眼科集談会に参加しました。

残暑がまだ厳しい中、2024年9月15日に第281回千葉眼科集談会が千葉大学にて開催されました。
東邦大学医療センター佐倉病院眼科からは、以下の4演題を発表致しました。

  1. 今井咲良「経前房的アプローチによる硝子体内金属異物の低侵襲除去術」
  2. 木村優「両側の涙小管断裂に対する涙小管形成術を施行した1例」
  3. 薗田哲平「再発性多発軟膏炎による硝子体混濁に対し硝子体切除術が著効した1例」
  4. 竹中亮太「強度近視による難治性黄斑円孔に伴う網膜剥離に対して自家網膜移植を施行した1例」
今回4演題とも、地域の先生方から御紹介いただきました症例でございました。日頃より、近隣の開業医の先生方にはたくさんの患者さまを御紹介いただき、当院地域連携へ御協力くださり深く感謝しております。
当科では地方会や学会発表に際し、指導医の先生方に症例の相談やスライド作成についてサポートいただきながら、カンファレンスで予演会を行い発表や質疑応答の模擬練習を行っております。今回はそれぞれが指導医である橋本先生、藤岡先生などにスライド指導をいただいており、私は初めての発表でしたが落ち着いて行うことができました。また八木先生は今回、座長の労をとっていただきました。

特別講演として、順天堂大学浦安病院眼科の海老原伸行教授による「専門医のためのアレルギー講座(アレルギー性結膜疾患)」が行われ、基礎研究が我々の未来の日常診療につながっていくということ、研究の重要性について改めて考える機会となり大変勉強になりました。

今回の千葉集談会も千葉県内の先生方が一同に介し、最新の研究成果を共有し、参加者間での活発なディスカッションが行われ、今後の眼科医療の発展に貢献できるような有意義な機会となりました。
今後ともこの会を通じて他大学や地域の先生との交流を深め、千葉県の眼科診療の発展を担っていけるように日々邁進させていただきたく思っております。 
文責:今井咲良
集合写真 集合写真

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 眼科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)