研修カリキュラム
1~2年目
習得内容
上級医によるマンツーマンの指導のもとに、眼科医としての基礎的な検査、診断、治療、処置の習得をおこなう。また、眼科救急疾患に対し、単独で検査、診断を行えるようにする。手術手技としては2年間で通常の白内障手術の完遂を目指す。またレーザー治療(裂孔閉鎖、汎網膜光凝固、後発白内障切開、レーザー虹彩切開術)を上級医の監督下で単独でできるようになる。学会発表等は2年間で演者として3回以上、1篇以上の論文執筆を行う。
3年目
習得内容
上級医の監督下で単独で担当医となり、多くの症例における検査、治療を経験する。眼科的な救急疾患の検査、判断、治療を単独で行えるようにする。手術手技としては、白内障手術の経験を増やしさらに質の高い白内障手術手技の習得、難症例に対する対応ができるようになる。また、網膜剥離手術(バックル)の経験と完遂を目指す。学会発表等は演者として2回以上、1篇以上の論文執筆を行う(できれば英語論文が望ましい)。
4年目
習得内容
眼科専門医としてふさわしい幅広く正しい知識と技量の習得を目指す。手術手技としては、白内障手術のトラブルに対して適切な対応ができるようになること、網膜剥離手術(バックル)の症例数を積み重ねること、単純な硝子体手術が完遂できるようになることを目標とする。学会発表等は、演者として学会発表2回以上、英語論文1編以上を目標としている。より専門的な知識を習得し、臨床の実際に応用できるようにする。
5年目
専門医の取得