学術活動
2023年度の業績
■ 刊行論文
原著
1. Hoshino H, Miyasato Y, Handa T, Tomi Y, Kanemura H: Effect of Lacosamide on Interictal Epileptiform Discharges in Pediatric Patients With Newly Diagnosed Focal Epilepsy. Pediatric Neurology 147 :1 -8 , 2023
2. Fukao T, Sano F, Nemoto A, Naito A, Yanagisawa T, Imai K, Hiroma T, Inaba Y, Kanemura H, Aihara M, Inukai T, Kaga Y: Factors associated with the development of epilepsy in very low birth weight infants. Pediatrics and Neonatology 64 :637 -643 , 2023
総説及び解説
1. 川瀬泰浩: なぜMRSA感染症はNICUで多いのか. 周産期医学 53 (増刊号) :439 -443 , 2023
2. 金村英秋: 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023における改訂ポイント. 千葉県小児科医会会誌 60 :23 -27 , 2024
3. 金村英秋: 発達を鑑みた小児てんかん診療ー認知・行動・心理面を見据えた治療戦略ー. 日本重症心身障害学会誌 48 (1) :101 -107 , 2023
4. Kanemura H: Therapeutic Strategies in Children with Epilepsy: A Quality-of-Life-Related Perspective. Journal of Clinical Medicine 13 : , 2024
症例報告
1. 井村求基, 鈴木沙耶香, 川瀬泰浩, 金村英秋: 頻回の血小板輸血を必要とした2種類の抗体を有する新生児同種免疫性血小板減少症の1例. 小児内科 55 (11) :1817 -1822 , 2023
2. Sano F, Fukao T, Yagasaki H, Kanemura H, Inukai T, Kaga Y, Nakane T: Evaluating Dysfunction in Fever-Induced Paroxysmal Weakness and Encephalopathy. Children 10 : , 2023
原著
1. Hoshino H, Miyasato Y, Handa T, Tomi Y, Kanemura H: Effect of Lacosamide on Interictal Epileptiform Discharges in Pediatric Patients With Newly Diagnosed Focal Epilepsy. Pediatric Neurology 147 :1 -8 , 2023
2. Fukao T, Sano F, Nemoto A, Naito A, Yanagisawa T, Imai K, Hiroma T, Inaba Y, Kanemura H, Aihara M, Inukai T, Kaga Y: Factors associated with the development of epilepsy in very low birth weight infants. Pediatrics and Neonatology 64 :637 -643 , 2023
総説及び解説
1. 川瀬泰浩: なぜMRSA感染症はNICUで多いのか. 周産期医学 53 (増刊号) :439 -443 , 2023
2. 金村英秋: 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023における改訂ポイント. 千葉県小児科医会会誌 60 :23 -27 , 2024
3. 金村英秋: 発達を鑑みた小児てんかん診療ー認知・行動・心理面を見据えた治療戦略ー. 日本重症心身障害学会誌 48 (1) :101 -107 , 2023
4. Kanemura H: Therapeutic Strategies in Children with Epilepsy: A Quality-of-Life-Related Perspective. Journal of Clinical Medicine 13 : , 2024
症例報告
1. 井村求基, 鈴木沙耶香, 川瀬泰浩, 金村英秋: 頻回の血小板輸血を必要とした2種類の抗体を有する新生児同種免疫性血小板減少症の1例. 小児内科 55 (11) :1817 -1822 , 2023
2. Sano F, Fukao T, Yagasaki H, Kanemura H, Inukai T, Kaga Y, Nakane T: Evaluating Dysfunction in Fever-Induced Paroxysmal Weakness and Encephalopathy. Children 10 : , 2023
■ 学会発表
国内学会
1. 井村求基、東山ふき子、宮里良大、鈴木沙耶香、砂川ひかる、鈴木修一、金村英秋: 嘔吐を主訴に10年間で94回の入退院を繰り返した15歳男子例. 第226回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2024/02
2. 金村英秋: 脳波アドバンス てんかん等症例ビデオセッション. 日本臨床神経生理学会 第60 回日本臨床神経生理学会技術講習会, 福岡市, 2023/12
3. 宮里良大、冨雄太郎、佐野史和、金村英秋: てんかん児における脳波改善とスティグマ軽減との関連—てんかん性突発波焦点部位に関する検討—. 第53回日本臨床神経生理学会学術大会, 福岡市, 2023/12
4. 高橋修、宮里良大、冨雄太郎、星野廣樹、佐野史和、金村英秋: ADHD児における前頭部突発波の左右差と行動異常との関連. 第53回日本臨床神経生理学会学術大会, 福岡市, 2023/12
5. 高橋修、清水彩未、瀧口真央、宇都俊紀、木下利雄、金村英秋: 血管炎の神経伝導検査 (ANCA関連血管炎を中心に). 第53回日本臨床神経生理学会学術大会, 福岡市, 2023/11
6. ◎鈴木沙耶香, 川瀬泰浩: 抗E抗体による遷延性新生児溶血性貧血の1例. 第67回日本新生児成育医学会学術集会, 横浜, 2023/11
7. 金村英秋: てんかん発作への早期対応の重要性と今後の展望. 第56回日本てんかん学会学術集会, 東京, 2023/10
8. ◎富雄太郎, 宮里良大, 佐野史和, 金村英秋: Efficacy of Melatonin for epileptic seizures in association with sleep disorder in epilepsy children with autism spectrum disorder. 第56回日本てんかん学会学術集会, 東京, 2023/10
9. 金村英秋: 認知・行動面から見たてんかん活動による神経発達への影響. 第56回日本てんかん学会学術集会, 東京, 2023/10
10. 金村英秋: 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023における改訂ポイント. 第225回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2023/09
11. ◎富雄太郎、宮里良大、鈴木沙耶香、井村求基、金村英秋: 薬物過量内服により意識障害,悪性症候群,高CK血症をきたした1例. 第226回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2023/09
12. ◎宮里良大†,原田 匠†,富田彩香†,村井裕香†,森谷菜央†,田中章太†,石嶺里枝†,平林将明†,緒方公平†,斉藤敬子†,日根幸太郎†,荒井博子†,増本健一†,与田仁志†: 無呼吸発作を契機に診断された表在脳実質性軟髄膜出血の 1 例. 第59回日本周産期・新生児医学会学術集会, 名古屋, 2023/07
13. ◎鈴木沙耶香, 井村求基, 川瀬泰浩: 眼皮膚白皮症の二絨毛膜二羊膜双胎の1例. 第59回日本周産期・新生児医学会学術集会, 名古屋, 2023/07
14. ◎鈴木沙耶香, 宮里良大†, 富雄太郎†, 川瀬泰浩, 金村英秋: 脳梗塞による新生児けいれんの1例. 第225回日本小児科学会千葉地方会, 千葉, 2023/06
15. 鈴木沙耶香、宮里良大、冨雄太郎、川瀬泰浩、金村英秋: 脳梗塞による新生児けいれんの1例. 第225回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2023/06
16. 宮里良大、冨雄太郎、佐野史和、金村英秋: 発作改善により保護者のスティグマ軽減へ繋げられた焦点てんかんの1例. 第17回日本てんかん学会関東甲信越地方会, 東金市, 2023/06
17. 金村英秋: 認知・行動・心理面を見据えた小児てんかん治療戦略. 第65回日本小児神経学会学術集会, 岡山市, 2023/05
18. 宮里良大、冨雄太郎、星野廣樹、金村英秋: てんかん患児の頭痛に対するレベチラセタムの有用性. 第65回日本小児神経学会学術集会, 岡山市, 2023/05
19. 冨雄太郎、宮里良大、星野廣樹、佐野史和、金村英秋: 睡眠障害併存てんかん児におけるメラトニンの有用性. 第65回日本小児神経学会学術集会, 岡山市, 2023/05
20. ◎富雄太郎, 宮里良大, 星野廣樹, 金村英秋: 睡眠障害併存てんかん児における メラトニンの有用性. 第65回日本日本小児神経学会学術集会, 岡山県, 2023/05
21. ◎鈴木沙耶香, 宮里良大†, 井村求基, 金村英秋, 川瀬泰浩: 遅発型B群溶連菌感染症の双胎例についての検討. 第126回日本小児科学会学術集会, 東京, 2023/04
22. 鈴木沙耶香、宮里良大、井村求基、金村英秋、川瀬泰浩: 遅発型B群溶連菌感染症の双胎例についての検討. 第126回日本小児科学会総会, 東京, 2023/04
国内学会
1. 井村求基、東山ふき子、宮里良大、鈴木沙耶香、砂川ひかる、鈴木修一、金村英秋: 嘔吐を主訴に10年間で94回の入退院を繰り返した15歳男子例. 第226回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2024/02
2. 金村英秋: 脳波アドバンス てんかん等症例ビデオセッション. 日本臨床神経生理学会 第60 回日本臨床神経生理学会技術講習会, 福岡市, 2023/12
3. 宮里良大、冨雄太郎、佐野史和、金村英秋: てんかん児における脳波改善とスティグマ軽減との関連—てんかん性突発波焦点部位に関する検討—. 第53回日本臨床神経生理学会学術大会, 福岡市, 2023/12
4. 高橋修、宮里良大、冨雄太郎、星野廣樹、佐野史和、金村英秋: ADHD児における前頭部突発波の左右差と行動異常との関連. 第53回日本臨床神経生理学会学術大会, 福岡市, 2023/12
5. 高橋修、清水彩未、瀧口真央、宇都俊紀、木下利雄、金村英秋: 血管炎の神経伝導検査 (ANCA関連血管炎を中心に). 第53回日本臨床神経生理学会学術大会, 福岡市, 2023/11
6. ◎鈴木沙耶香, 川瀬泰浩: 抗E抗体による遷延性新生児溶血性貧血の1例. 第67回日本新生児成育医学会学術集会, 横浜, 2023/11
7. 金村英秋: てんかん発作への早期対応の重要性と今後の展望. 第56回日本てんかん学会学術集会, 東京, 2023/10
8. ◎富雄太郎, 宮里良大, 佐野史和, 金村英秋: Efficacy of Melatonin for epileptic seizures in association with sleep disorder in epilepsy children with autism spectrum disorder. 第56回日本てんかん学会学術集会, 東京, 2023/10
9. 金村英秋: 認知・行動面から見たてんかん活動による神経発達への影響. 第56回日本てんかん学会学術集会, 東京, 2023/10
10. 金村英秋: 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023における改訂ポイント. 第225回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2023/09
11. ◎富雄太郎、宮里良大、鈴木沙耶香、井村求基、金村英秋: 薬物過量内服により意識障害,悪性症候群,高CK血症をきたした1例. 第226回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2023/09
12. ◎宮里良大†,原田 匠†,富田彩香†,村井裕香†,森谷菜央†,田中章太†,石嶺里枝†,平林将明†,緒方公平†,斉藤敬子†,日根幸太郎†,荒井博子†,増本健一†,与田仁志†: 無呼吸発作を契機に診断された表在脳実質性軟髄膜出血の 1 例. 第59回日本周産期・新生児医学会学術集会, 名古屋, 2023/07
13. ◎鈴木沙耶香, 井村求基, 川瀬泰浩: 眼皮膚白皮症の二絨毛膜二羊膜双胎の1例. 第59回日本周産期・新生児医学会学術集会, 名古屋, 2023/07
14. ◎鈴木沙耶香, 宮里良大†, 富雄太郎†, 川瀬泰浩, 金村英秋: 脳梗塞による新生児けいれんの1例. 第225回日本小児科学会千葉地方会, 千葉, 2023/06
15. 鈴木沙耶香、宮里良大、冨雄太郎、川瀬泰浩、金村英秋: 脳梗塞による新生児けいれんの1例. 第225回日本小児科学会千葉地方会, 千葉市, 2023/06
16. 宮里良大、冨雄太郎、佐野史和、金村英秋: 発作改善により保護者のスティグマ軽減へ繋げられた焦点てんかんの1例. 第17回日本てんかん学会関東甲信越地方会, 東金市, 2023/06
17. 金村英秋: 認知・行動・心理面を見据えた小児てんかん治療戦略. 第65回日本小児神経学会学術集会, 岡山市, 2023/05
18. 宮里良大、冨雄太郎、星野廣樹、金村英秋: てんかん患児の頭痛に対するレベチラセタムの有用性. 第65回日本小児神経学会学術集会, 岡山市, 2023/05
19. 冨雄太郎、宮里良大、星野廣樹、佐野史和、金村英秋: 睡眠障害併存てんかん児におけるメラトニンの有用性. 第65回日本小児神経学会学術集会, 岡山市, 2023/05
20. ◎富雄太郎, 宮里良大, 星野廣樹, 金村英秋: 睡眠障害併存てんかん児における メラトニンの有用性. 第65回日本日本小児神経学会学術集会, 岡山県, 2023/05
21. ◎鈴木沙耶香, 宮里良大†, 井村求基, 金村英秋, 川瀬泰浩: 遅発型B群溶連菌感染症の双胎例についての検討. 第126回日本小児科学会学術集会, 東京, 2023/04
22. 鈴木沙耶香、宮里良大、井村求基、金村英秋、川瀬泰浩: 遅発型B群溶連菌感染症の双胎例についての検討. 第126回日本小児科学会総会, 東京, 2023/04
第16回 日本てんかん学会関東甲信越地方会
第16回 日本てんかん学会関東甲信越地方会を開催しました。
日時:2022年6月25日(土)9:00~17:00
会場:東邦大学医療センター佐倉病院7階講堂(ハイブリッド開催)
テーマ:てんかん臨床の多様な視点と連携
会長:金村英秋教授
第16回日本てんかん学会関東甲信越地方会は、会場とWebでのハイブリッド開催となりました。6月と思えないほど暑い日となりましたが、多数の先生方にご参加いただきました。
一般20演題に加え、聖隷浜松病院てんかんセンターの榎日出夫先生による欠神発作に関する教育講演、山口県立総合医療センター脳神経外科・てんかんセンターの藤井正美先生による特別講演「局所冷却を用いた新たなてんかん治療法」、企画シンポジウム「てんかん臨床の多様な視点と連携」と、てんかん診療について最新の知見に基づいた包括的かつ多彩な講演内容で、充実した一日となりました。シンポジウムでは、小児科医、脳神経外科医、精神科医、看護師、精神保健福祉士が、それぞれの立場から発表を行い、てんかんセンターの実際や課題について、共有することができました。当院からも、星野医師がシンポジウムに登壇し、富医師が発表を行いました。
ご参加いただいた皆様に、深謝申し上げます。
日時:2022年6月25日(土)9:00~17:00
会場:東邦大学医療センター佐倉病院7階講堂(ハイブリッド開催)
テーマ:てんかん臨床の多様な視点と連携
会長:金村英秋教授
第16回日本てんかん学会関東甲信越地方会は、会場とWebでのハイブリッド開催となりました。6月と思えないほど暑い日となりましたが、多数の先生方にご参加いただきました。
一般20演題に加え、聖隷浜松病院てんかんセンターの榎日出夫先生による欠神発作に関する教育講演、山口県立総合医療センター脳神経外科・てんかんセンターの藤井正美先生による特別講演「局所冷却を用いた新たなてんかん治療法」、企画シンポジウム「てんかん臨床の多様な視点と連携」と、てんかん診療について最新の知見に基づいた包括的かつ多彩な講演内容で、充実した一日となりました。シンポジウムでは、小児科医、脳神経外科医、精神科医、看護師、精神保健福祉士が、それぞれの立場から発表を行い、てんかんセンターの実際や課題について、共有することができました。当院からも、星野医師がシンポジウムに登壇し、富医師が発表を行いました。
ご参加いただいた皆様に、深謝申し上げます。
小児神経疾患・心身症
けいれん性疾患、発達障害(自閉スペクトラム症、ADHD等)、不随意運動、慢性頭痛、キャリー・オーバー化した神経疾患、重症筋無力症などの筋疾患、小児心身症などを対象として臨床研究を行っている。トシリズマブが奏効した多発性硬化症の症例報告、てんかん、発達障害の認知機能と脳波所見との関連について報告した。他施設と共同し、難治性疾患の病態を推察し、診断、治療戦略を立てることに尽力している一方で、特に、てんかん患児やその家族のQOL向上に繋がるための研究に精力的に取り組んでいる。さらに、当小児科は神経内科グループとのカンファランスを行い、変性疾患、けいれん性疾患、中枢神経感染症などに関する研究も行い、院内外に於ける多くのセミナーにも世話人として運営に携わっている。
腎・泌尿器疾患
慢性腎不全児の成長・発達について、東邦大学大森病院小児科・腎臓科と共同で腎移植後の成長障害の主因である副腎皮質ステロイド薬の減量・中止の有効性・安全性を検討してきた。また、近年増加している先行的腎移植における骨ミネラル代謝異常の改善について報告した。慢性腎不全患児の発達障害と移行医療についても報告した。腎炎・ネフローゼ症候群などについては、小児期発症の膜性増殖性糸球体腎炎1型の多胎妊娠の管理や腎代替療法の選択について報告した。Alport症候群の9家系の臨床像の検討、Nutcracker症候群による肉眼的血尿を伴うステロイド反応性ネフローゼ症候群、アトピー性皮膚炎に合併した黄色ブドウ球菌による腎膿瘍の症例報告を行った。
新生児疾患
特殊な染色体異常症の学会報告をした。
感染症・ワクチン等
感染症の領域では、B型・C型肝炎に関する論文発表が多い。治療および予防に言及する発表・論文が数多くなされた。とくにB型肝炎に関する診断およびワクチン戦略に関する業績は国内・国外を問わず評価され、招待講演も複数回行った。
その他
北総てんかん懇話会、城南神経懇話会、その他勉強会・懇話会の運営を行い、地域を巻き込んだ勉強会では、発達障害などの講演も行った。
研究業績