診療科挨拶

アレルギー疾患、炎症性皮膚疾患、皮膚がんを中心に “目に見える疾患”と向き合う
雰囲気のいい医局で、さまざまな角度からの研修を

皮膚科【教授】樋口 哲也

Team Derma Sakuraで丁寧で適切な診察・治療を

皮膚は人体で最大の臓器であり、われわれ医師にも患者さんの目にも見えるという特徴があります。その皮膚症状を正確に診断し治療することが皮膚科医の重要な仕事であり、当科では『丁寧な診察、適切な治療』をモットーに日々の診療に当たっています。
1991年の佐倉病院開院時からの診療科である当科には、現在8名の医師が在籍しています。皮膚疾患は一人で診断、治療ができることが多いですが、複数の医師の意見や考え方を反映することでより質の高い医療を提供できると考え、『Team Derma Sakura』をキーワードに、風通しのよい医局運営を心掛けています。

地域連携や学会承認施設。さまざま研修が可能

当科は地域連携を重要視し、地域の開業医や近隣の病院との連携にも注力しています。患者さんの紹介、逆紹介だけでなく、講演会や勉強会を通じ「顔の見える連携」を意識しています。そういった機会は、若い先生に発表をしてもらうなど、勉強の場としても活用しています。
また、当科は日本皮膚科学会認定の生物学的製剤承認施設にもなっていますので、より専門的な研修も可能です。そのほか、専門医資格取得前の大学院進学や、異なる特徴を持つ他施設での武者修行もできますので、さまざまな方法で学ぶことができる環境であると自負しています。