診療科挨拶

科の垣根を越えた知識の共有により
どんな状況にも対応できる総合的な医師を育成

消化器外科【教授】岡住 慎一

がんと腹部救急疾患診療を二本柱に、拠点病院として活躍

当科の診療の大きな柱となっているのが、がん診療(悪性疾患診療)と腹部救急疾患診療です。腹部救急疾患については、救急車で運ばれてくる緊急性の高い患者さんや、緊急例として内科から紹介された患者さんなどに対応しています。特に炎症性腸疾患の患者さんが最も多く、当院は千葉県の拠点病院として手術を要する重症炎症性腸疾患患者さんを受け入れており、年間症例数は全国的にも五本の指に入ると自負しております。さらに当科の大きな特徴の一つとして、日本では数少ない肥満外科を標榜していることがあげられます。高度肥満によって合併症が起こり得る状態になった患者さんを対象とした、外科手術などに注力しています。

的確な指導と豊富な症例数で手術スキルの向上が実現

私たちの掲げる「良き臨床医を作ること」という研修理念にもとづき、どんな状況にも対応できるオールマイティな医師を育成をしたいと思っています。呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科などを交えた合同カンファレンスを定期的に行っていますので、そこでさまざまな知識を身につけ、患者さんの身体全体を総合的に把握できる医師になっていただきたいと考えています。
手術の技術を磨くことができるのも、当院で研修をする魅力の一つではないでしょうか。手術技術を向上させるには的確な指導と症例数が必要ですが、当院はその両方を満たしています。指導医・認定医などのスペシャリストが複数名在籍しておりますし、手術症例数が多いので、十分な経験を積んでいていただけるはずです。実際に当科では現在、若手医師でも年間平均50症例ほどの手術を行っています。
外科はハードな面もあるかもしれませんが、外科こそが自分に合っていると感じられる人はきっといるはずです。その気持ちを大切にして仕事をすれば世界はどんどん広がり、自分のやりたいことも増えていくのではないでしょうか。ここにはそれを応援する体制が整っていますので、ぜひ多くの研修医に当院の外科に加わっていただきたいと思います。