先輩医師の声

肥満症治療に取り組む国内の数少ない医療機関

北原知晃(助教:平成19年卒)

2017年に入局しました北原 知晃と申します。当科では近年、肥満患者さんに対する減量手術を積極的に行っています。減量手術とは、BMIが35以上の高度肥満症の患者さんに対して、胃をバナナぐらいまで細くして面積を小さくする「スリーブ切除術」を行うというものです。内科的にコントロールできなかった肥満を、外科手術によってコントロールするというイメージです。胃を縮小して少ない食事量で満腹感が得られる状態することで、減量とその維持に効果を発揮します。さらに糖尿病や高脂血症といった、肥満に伴う合併症にも効果が期待できます。この減量手術が先進医療として承認されている全国でも数少ない医療機関の一つとして、当院では現在までに多くの手術を行ってきました。

幅広いジャンルに挑戦できるのが大きな魅力

私の専門である大腸だけでなく、胃の手術、減量手術、食道の手術など、消化器に関することは上から下まですべて担当しています。一つの領域に留まることなく、まんべんなく経験できるいうのが当科の大きな魅力だと思っています。腹腔鏡手術のような先端手術は、他の病院では先輩医師だけが担当することが多いかもしれませんが、当科ではすべての医師が手術できるよう若手医師にも丁寧に指導しています。私が佐倉病院を希望したのも、幅広いジャンルに挑戦できる環境に魅力を感じたからです。年代の近い医師が日々意見を交わしながら診療しているので、若い医師もすぐに馴染み、自分の意見を発することができると思います。外科は緊急性の高い治療も多いですが、そのぶん大きな達成感を得られるのではないでしょうか。

「最後まで患者さんを診たい」という思いで外科を志望

門屋健吾(助教:平成22年卒)

2010年に入局しました門屋 健吾と申します。研修医時代にさまざまな科をまわる中で、消化器科に興味を持ちました。消化器内科と外科のどちらを選択するかはギリギリまで迷ったのですが、お世話になった先生の「内科はずっと自分が診てきた患者さんを手術の段階で外科にバトンタッチしなければいけない。それで辛くないのか?」という言葉で、消化器外科に進むことを決意しました。私の母が罹患していた炎症性腸疾患の治療に携わりたいという想いもあったので、当科が炎症性腸疾患の最後の砦のような役割を担っていることも入局のきっかけになりました。当院は県内外を問わず、重症炎症性腸疾患患者さんを受け入れており、日々多くの手術を担当しています。

災害拠点病院としての役割を果たすべくDMAT資格を取得

私はDMATの資格を取得しており、先日の台風15号発生時にも千葉県南部の被災状況を確認するために現地に向いました。要救助が多数発生するような事態に備え、年に数回は訓練を実施しています。当院は千葉県の災害拠点病院に指定されていますので、しっかりその役割が果たせるよう努めたいと思っています。首都直下型地震などの大型災害の発生も視野に入れ、できるだけ迅速かつ的確に被災者の救助や後方受け入れができる体制を構築したいと考えています。
当科は少人数制ということもあり、医局員同士が非常に仲が良く和やかな雰囲気に包まれています。以前はボーリングやサバイバルゲームなど、みんなで共通の趣味を楽しむこともありました。そして少人数制だからこそ、若手の医師でも技術を磨けば執刀できるチャンスがありますので、とても働きやすい環境だと思います。

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