先輩医師の声

女性医師も手術をメインにしやすい科

萬来 めぐみ(助教:2011年入局)

私は悪性腫瘍を専門としていて、手術に魅力を感じています。1年目から経験を積ませてもらい、今では若手に指導をする機会も増えてきました。産婦人科の手術は長いものでも6、7時間ほどで、心臓血管外科などの手術に比べると体力的な面での負担は少ないですし、最近は腹腔鏡手術も増えていますので、女性医師でも手術をメインにしやすいと思います。

アットホームで話しかけやすい医局

医局が全体的に若いので、上から下までそこまで年齢が離れているわけでもなく、アットホームな雰囲気があります。後輩から先輩も、先輩から後輩も話しかけにくいということはないのではないでしょうか。後輩に頼られた際は、人の命を預かる仕事ですから、安全を一番に心掛けてアドバイスを送るようにしています。

専門分野に進んでも、初心を忘れない日々

周産期でも生殖でも婦人科でも専門医が取れる施設なので、何かを突き詰めることもできる環境です。私は腫瘍を選びましたが、今でもお産や不妊治療、外来もやっています。医局の規模もあって1つのことだけに特化することはなく、専門性を突き詰めつつも、同時に産婦人科医としての初心を忘れずにいられるのがこの医局の魅力だと思っています。