診療方針

卒後10年で一人前を目指す。院外での修行も

若手医師の育成においては、卒後10年くらいを目処に内科専門医と糖尿病などのサブスペシャリティの専門医資格、学位を取ってもらうように考えています。その段階で、留学したり、開業したりといった風にもう一度人生について考えてもらいたいです。
大学病院は特殊な環境ですから井の中の蛙にならないよう、10年の中で一定期間は外の病院に出てもらうことが、われわれのコースで重要な点になっています。出向先は大きな市中病院もあれば、都市部から離れたへき地の病院までさまざまです。症例も含め、佐倉病院では経験できないことを経験してもらい、成長して戻ってきてほしいと思っています。

最初に目指すべきは総合内科医

若手の先生に求めることは、専門医ではない方がいい、ということです。まずは内科の疾患を一通り分かるようになってほしいのです。例えば糖尿病医になるにしても、単に血糖をコントロールすればいいのではなく、合併症が出たときにその病気がなぜ出て、元を断つにはどうすべきかに立ち戻る必要があります。総合内科医として全体を理解し、どんな患者さんが来ても適切に診られる状態となってから専門性を高めていってほしいと考えています。当院はまず大内科(だいないか)に入局する形になりますし、その後の進路決定も柔軟性があるので、それが実践しやすい環境であると思います。