診療方針

ガイドラインだけに頼る医師にはならないで

若い先生方には、理念の通り「総合内科医であり、かつ専門性を持つ医師」になってもらいたいと思います。逆に、単にガイドラインに従うだけの医師にはなってほしくありません。自分の目で患者さんやその病態、起きている現象を見て、自分で問題点を見つけて解決できる医師を目指してほしいのです。

まずは内科医局の研修を行ってもらうことになりますが、専門医資格取得が遅れることはなく、オーバーラップして研修ができますので、内科専門医取得の1年後には糖尿病や内分泌の専門医資格が取れる体制になっています。

「一流の研究室にも負けていない」という自信を

糖尿病・内分泌・代謝センターとなって20年余りの年月が経ちましたが、教授が交代しても歴史や文化が引き継がれてここまでやってきました。世の中の大学病院の研究室に比べれば小規模かもしれませんが、オリジナリティのあるものを作っていこうという意気込みを強く持ち続けている研究室です。

糖尿病の患者数やそれに伴う合併症患者の数は増え続け、高度肥満や高齢者の痩せの問題もありますから、今後もわれわれの仕事は増える一方です。「世界の一流の研究室にも負けていない」と自信を持って働ける環境ですから、ぜひ当科への入局を検討してみてください。