腎臓内科

診療科紹介
大橋 靖

ごあいさつ

私たち東邦大学医療センター佐倉病院腎臓学講座は佐倉病院内科学講座の一つとして運営されています。私たちの講座のテーマは「腎臓病と健康」です。
腎臓病はたんぱく尿や血尿から始まり、時に急性の経過を辿り、時に慢性の経過を辿りながら、治る腎臓病もありますが、末期腎不全に至りうる疾患群であります。腎臓に特有の病気もあれば、生活習慣病のようなCommon Diseaseにも関連し、希少疾患にも関連します。そして一旦、腎臓の働きが低下すれば、腎不全によって徐々に健康が障害され、透析や移植が必要になります。当講座はその領域を幅広く担当しています。
東邦大学における腎臓学講座は1980年、東邦大学医療センター大森病院に当時としては珍しく「腎臓病の生涯医療」をテーマに、腎臓内科医、泌尿器外科医、腎臓小児科医によって構成された臓器別の診療科として腎臓学講座(大森)が設立されました。さらに2007年に東邦大学医療センター大橋病院に旧第三内科から派生・独立し、腎臓学講座(大橋)が設立され、「慢性腎臓病(CKD)と心血管疾患」に専心されています。そして2016年5月に腎臓学講座(佐倉)が開設され、2019年12月にICUに隣接した一体型の血液浄化療法センターを設置し、慢性腎臓病(CKD)患者のトータルマネージメントを行っています。

大橋 靖

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