診療方針

力を出し合い、ワクワクしながら

若い先生も含め、働く上で忘れてはならないのは、「つらいな、やりたくないな」と日々思いながらの仕事は上手くいかないということです。逆に好奇心を持ってワクワクしながら取り組んでいけばきっといい仕事になると思いますし、その結果つまずくことがあってもいいと思います。一人で仕事を成し遂げるのには限界があることも事実でしょう。医局員が協力し合い、少しずつ力を出し合って形にしていくものだと考えています。若手医師の育成においても、こういった考えを持ちながら取り組み、自分の存在以上の立派な大義に打ち込む組織作りを目指しています。

患者さんの人生の一部に触れる診療科

当科は、決して大規模な医局ではありません。しかし、目の届く範囲で患者さんを腎炎から末期腎不全や透析治療まで、一緒に見ていくにはちょうどいい規模だと思っています。
臨床腎臓学は腎臓を通して患者さんに向き合い、その人の人生の一部に触れ、参加させてもらうような魅力がある分野だと思います。それが腎臓医のやりがいではないかと考えています。もし、医師になろうと志したときそんな思いをお持ちでしたら、一緒に仕事ができたらうれしくと思います。