脳神経外科

診療科紹介
根本 匡章

ごあいさつ

当科では、脳梗塞、くも膜下出血、脳出血などの脳卒中を中心に、脳腫瘍(悪性神経膠腫、転移性脳腫瘍、髄膜腫、下垂体腺腫等)、機能的脳神経外科疾患(パーキンソン病、片側顔面痙攣、ジストニア等)、脳脊髄液減少症、水頭症、頭部外傷など幅広く診療しております。特に脳卒中については、脳血管内治療専門医による血栓回収療法や血栓溶解療法の他に、くも膜下出血に対する開頭術、脳血管内塞栓術、脳出血における開頭血腫除去術を行っております。

当院では、ICU(Intensive Care Unit)、SCU(Stroke Care Unit)にくわえ、2022年から、HCU(High Care Unit)もオープンしましたので、24時間体制で患者様の受け入れが可能です。さらに、脳卒中の原因となる内頚動脈狭窄症、中大脳動脈狭窄症、未破裂脳動脈瘤に対してもカテーテル治療および開頭術等の外科治療を積極的に行っております。また、脳腫瘍については下垂体腺腫に対し耳鼻咽喉科と合同で内視鏡を用いた手術を行っており、パーキンソン病に対しては脳深部刺激療法を施行しております。手術の他に内科的治療として、片側顔面痙攣やジストニアに対し、外来でボトックス療法も行っております。

いずれも経験豊富なスタッフが診療にあたっており、安全な医療の提供に日夜励んでおります。

根本 匡章

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