医療関係者の方へ

脳神経外科で扱う疾患は脳卒中や外傷などの救急疾患から、パーキンソン病や不随意運動、難治性疼痛などの機能的疾患に至るまで多様化しており、当科ではこのような疾患に対して幅広く対応しております。

脳卒中には発症から社会復帰まで地域内で完結できる医療体制を、他病院他施設と連携して構築し、24時間対応による早期治療と切れ目のない医療の継続を実践するよう努力しております。また頸動脈や脳血管の病変により脳梗塞のリスクが高まっている症例は積極的に頸動脈内膜剥離術や血管吻合術を行い成果を上げております。

脳腫瘍の手術も良悪を問わず積極的に取り組み、神経内視鏡やナビゲーターの使用により低侵襲な手術を心がけております。
パーキンソン病や不随意運動に対する脳深部刺激療法も当科の特色の一つで、認知症状を伴う正常圧水頭症の外科治療とともに、神経内科と協力し患者さんの日常生活のクオリティー向上を目指しております。

救急は随時受け付けており、外来は予約なしでも診察しています。必要であれば当日にCT、MRI検査を行い早期診断に努めております。いずれも経験豊富な専門医が診察にあたっておりますので、お気軽にご相談ください。

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