診療方針

研究にも積極的に。若手の希望を汲みながら

病理診断科の業務と研究には高い親和性があります。現在も複数の研究が行われていますし、他科で行われる研究に材料や病理の所見・診断を提供しています。東邦大学理学部との共同研究も行っていて、彼らのほかの生物を使った技術と、人体材料を使って同じことができるわれわれの発展性を持って取り組んでいます。

若い先生はこうした研究を手伝ってもらう場面もありますし、もし自分でテーマを持ち込んでくれれば、できる限りの協力は惜しまないつもりです。こういった研究を通じ、学位取得にも挑戦をしてもらえればと願っています。

不足が続く病理医。恵まれた環境で医師増加を

診療における病理医の存在意義は大きく、世間においても以前に比べて認知されてきているように感じています。しかし、病理医はまだまだ不足しています。

病理診断科は患者さんに縛られない診療科ですので、時間が調整しやすく自分のペースで仕事をすることができるのも魅力です。出産を考えている女性医師や、男性であってもメリハリを付けて働きたいという人には、そういった面でもお勧めできる分野です。

今後のニーズとやりがい、仕事の環境など魅力の多い診療科ですので、見学や相談のご希望があればいつでもご連絡ください。