診療科挨拶

小児神経を中心に各領域の専門家がそろう医局
各自の希望を尊重し、やりたい研修ができる

小児科【教授】金村 英秋

新生児も診られる小児科。各分野の専門性も

当科は小児疾患全般を扱っているのと同時に、周産期センターを設置しています。新生児科と小児科を分けている施設もありますが、ここでは生まれたばかりの赤ちゃんから全年齢を通して小児疾患に関わることができるという特徴があります。
また、私自身や先代教授の専門領域でもある小児神経の分野に自信を持っており、専門外来を設置するなど診療の中心に据えています。しかし、それに留まらず、アレルギーや腎臓、肝臓、感染症など、多岐にわたる小児疾患をカバーするスペシャリストも有し、専門的で先端的な診療を行えるように取り組んでいます。

若手の少ない今がチャンス。希望をかなえられる環境へ

現在、当医局には若手の医師が少ない状況です。そのため、これから入局する先生はいろいろなことに挑戦可能で、逆に大きなチャンスがあると考えています。まずはジェネラリストとして学ぶ中で興味のある分野を探してもらい、当科が得意とする神経領域を学んでもいいですし、スペシャリストのいない領域でパイオニアとなる道を選ぶこともできます。自分がやりたいと思えることが一番熱心に取り組めることですから、突き詰めたい分野も研究の内容も、できる限り本人の希望を尊重してフレキシブルな研修を積んでもらえるように心掛けています。