先輩医師の声

進歩する技術とともに歩む放射線科医の道

磯部 公一(准教授:2014年入局)

医師になったときにがんの治療や研究がしたいと思い、放射線科医になりました。当時から比べると今ではずいぶん技術も進歩して、非常に複雑なことができるようになりました。放射線技師さんとも協力し、楽しい雰囲気で助け合いながら、日々仕事に取り組んでいます。

最新の設備で最先端の治療を行う環境

佐倉病院にある装置は、この周辺の施設では最も新しいものが導入されているので、どこよりも最先端の治療を行えるものです。当院は前立腺がんの患者さんが多いので、強度変調放射線治療(IMRT)を日常的に行っています。そのほか、患者さんの姿勢のズレをねじれを含めて補正できる寝台など、最新設備があるのは強みです。

全身に携われるやりがい。さまざまながんに対応

放射線を用いた治療ということで言うと、初期のがんを治すこともできますし、抗がん剤と組み合わせて進行がんの治療に当たることもできます。また、残念ながら根治の見込みが少ない患者さんに対しても、症状の緩和で役に立てる治療です。頭の先から足の先まで、どこにでも関われる診療科なので、やりがいは十分に感じられると思います。