先輩医師の声

命に関わる臓器を扱う科ならではのやりがい

佐野 厚(講師:2019年入局)

2019年に入局しました佐野 厚と申します。2000年に東京大学を卒業し、卒業後は東京大学関連病院や三井記念病院等への勤務を経て、心臓血管外科の本村先生の誘いをきっかけに2019年4月に当院に入局いたしました。
呼吸器外科は命に関わる臓器を扱う科ですから、そこで手術をはじめとした治療を行うことに大きなやりがいを感じています。当院の消化器外科は腹腔鏡手術を得意としていますが、私自身が得意とする胸腔鏡手術も受け入れていたいただき、手術をするための環境もしっかり整えていただくことができました。肺がん手術は血管を扱うため、出血が大量になる可能性があります。いかに傷を小さくして出血を抑えるかを重視し、低侵襲な手術ができるよう心がけています。

盤石な体制を活かし、重症度の高い患者さんの受け皿に

当院では呼吸器内科と呼吸器外科が「呼吸器センター」という一つのチームとして、重症度・緊急度の高い呼吸器疾患を中心に診断・治療を行っているのも大きな特徴です。さらに呼吸器内科の医師が365日24時間体制で勤務し、休日や夜間も医師が交替で当直し、救急の患者さんに備えています。気胸や肺炎など急性の呼吸器疾患には内科がまず適切な初期対応を行い、さらに手術などの外科的治療が必要な場合には外科が迅速に対応しています。こうした大学病院ならではの環境を生かし、肺がんを始めとした呼吸器疾患に対して、的確な治療・手術を提供していくことが我々の役目だと考えています。

技術力の高い医師の手術を、間近で見て学ぶことができます

日々多くの手術患者さんを受け入れる当院は、医師にとって、手術に専念できる環境が整っているといえます。手術のエキスパートになりたいという研修医の方は、ぜひ当科の一員になってください。技術力の高い医師が多く在籍していますので、先輩方の手術を見て学び、自分の手術に生かすことができるでしょう。肺がんについては薬物療法も進化していますが、今後も当面は手術が中心になると思われます。手術で多くの患者さんを救いたいと考えるならば、当院の呼吸器外科は適した環境だと思います。