診療方針

科を越えた情報共有により、広く知識を得られる恵まれた環境

当院は消化器外科、心臓外科、血管外科など、さまざまな分野が集結して一つの「外科」として機能しています。外科では毎週カンファレンスで情報を共有しておりますので、自分の専門外の症例に触れたり、他科の先生の意見を聞けたりと、研修医が学ぶには非常に恵まれた環境が整っています。
また佐倉市は都市部とローカルな部分が絶妙に融合しているエリアですから、さまざまなタイプの患者さんや症例を体験することもできます。先端医療を学びながら、地域密着型の医療も経験できることが当科の大きな魅力です。

先端の研究に取り組み、結果を臨床へ応用させることも目標

スタンダードな外科治療を行うだけでなく、当院では臨床治験への積極的な参加や、遺伝子変異解析・免疫組織化学染色解析による分子生物学的検討を用いた肺がん研究にも取り組んでいます。そしてこれらの研究結果を実地臨床へ応用させ、症例に応じた最良の治療を行うことも目標としています。特に肺がん治療に大きく貢献している遺伝子に関する研究には、当院は長年にわたって取り組んできた歴史があります。その歴史を継承し、日々進化する医療に後れをとらないよう、今後も先端の研究に積極的に励んでいきます。