<研修について>
外科専門医は初期臨床研修終了後、3 年以上の専門研修で育成される。
- 3 年間の専門研修期間中、基幹施設、または連携施設で最低 6 か月以上の研修を行う。
- 専門研修の 3 年間の 1 年目、2 年目、3 年目にはそれぞれの医師に求められる基本的診療能力・ 態度(コアコンピーテンシー)と外科専門研修プログラム整備基準に基づいた外科専門医に求 められる知識・技術の習得目標を設定し、その年度の終わりに達成度を評価して、基本から応 用へ、さらには専門医としての実力をつけていくよう配慮する。
- 専門研修期間中に大学院へ進むことも可能とする(大学院コース)。本コースを選択し、臨床に 従事しながら臨床研究を進めるのであればその期間は専門研修期間として扱われる。
- サブスペシャルティ領域連動型において、2 年次以降、サブスペシャルティ領域の疾患を中心に 研修を行うことも可能である。ただし、この場合のサブスペシャルティ領域専門研修の開始時 期は現時点では未定である。
- 研修プログラムの終了判定には規定の経験症例数が必要となる(後述の研修内容参照)。
- 初期臨床研修期間中に外科専門研修基幹施設ないし連携施設(本プログラムへの参加の有無は 問わない)で経験した症例は、本研修プログラム統括責任者が承認した症例に限定し、100 例 を上限に手術症例数に加算することが出来る。ただし、これらの症例は NCD 登録症例に限る。