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東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科 関連リンク

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東邦大学医療センター
佐倉病院 泌尿器科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
Tel:043-462-8811(代表)

研修医からのメッセージ

後期研修医

野呂 卓秀(平成29年 東邦大学卒業)

初めまして、今年度より佐倉病院泌尿器科へ入局しました野呂卓秀と申します。
生まれは三重県四日市市、育ちは神奈川県相模原市と千葉県木更津市、大学に入学してからは東京都大田区ですくすくと生活してまいりました。色んな土地を転々とし、これといった故郷はありませんがその土地土地で色んな出会いがあり、とても感謝しております。

土地は転々としてまいりましたが、土地たらしの私が長く付き合っているものが2点あります。それは漫画とバスケットボールです。
まずは漫画から。父が読んでいたおれは鉄平を小学生低学年で読み初め、それ以降柔道やレスリングなど格闘技がメインの漫画にどっぷりとはまり込み、中学に入ってからはスラムダンクなど球技がメインの漫画にはまり、これまで読んだ漫画は2000冊を超えるかと思います。そんな私が最近一押しの漫画は春秋戦国時代を舞台にしたキングダムです。読み始めたのはごく最近ですが、前評判通りあまりにも面白くあっという間に読破してしまいました。主人公は名もなき歩兵から、秦の国王に認められ、大将軍を目指し日々戦場で奮闘し駆け上がっていくストーリーを描いたものです。これを佐倉病院泌尿器科に置き換えますと、鈴木教授という絶対的な国王が医局を治めており、神谷准教授という大将軍の号令の下手術という戦をこなしている、といったところでしょうか。さながら私は先陣を切って手術室へ突撃する歩兵の様な存在ではありますが、いつかキングダムのように大将軍になってやるという想いを持って日々の診療という名の戦で名を挙げたいと思っています。

もう一点のバスケットボールについて。幼少の頃は父の影響で柔道をやっていましたが、中学では柔道部が私と顧問の先生のみの状況になってしまい、当時のバスケ部の顧問であった担任に声をかけていただき入った部活がバスケットボール部でした。スラムダンクの様に上手くいく筈もなく、高校時代は練習も辛く試合に出ても上手く行かなかったのを今でも思い出します。大学も高校でやっていたバスケをやろうと何気なくバスケ部に入部しました。軽い気持ちで入ったのが間違いで私の入学時は医学部でも上位に入るほどの成績を残すほど強豪であり練習も高校時代よりもきつく、考えて練習するという高校時代にはなかった経験ばかりでした。当時は毎回練習に行くのが億劫でしたが辛い練習のおかげで試合に出て大会で入賞するという貴重な経験もできました。卒業した現在でも先輩方と一緒に医師バスケ大会に参加し、昔話に浸ることができるのは本当に嬉しく、バスケをやっていてよかったなと感じる瞬間の一つです。

最後になりますが、泌尿器科という長く険しく現時点の私の視界からはゴールすら見えない道のりを一歩一歩前進していきたいと思っております。人間的にも未熟でありますがご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

鈴木 悠太(平成29年 昭和大学卒業)

初めまして。今年度から東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科に入局した鈴木悠太と申します。私が初期研修時代にお世話になった病院では泌尿器科がありませんでした。1年前の自分だったら泌尿器科に入局することを夢にも思っていなかったことでしょう。改めて以下に私が当科に入局した経緯そして今現在の心情を記します。

私が泌尿器科を志すきっかけとなったのは、とある先輩のふとした言葉からでした。「悠太はなんか泌尿器科にいそうなきがするな」。それは私の大学時代の部活の先輩であるK先輩の一言でした。私が研修医2年目で自分の進路に迷っているときにO先輩の結婚式に呼ばれました。これはチャンスと思い、その結婚式の2次会で私は各先輩方になぜ今の科を選んだのか真剣に話を聞きました。幸いなことに私の先輩方は、循環器内科、血液内科、呼吸器内科、神経内科、小児科、耳鼻科、形成外科など幅広い分野の科で活躍されておりました。その中でも特に熱心に自分の科の素晴らしさを語ってくださったのがK先輩でした。その先輩は当時の泌尿器科の現状でなく、今後数年先の泌尿器科のあり方まで時間をかけて丁寧に説明してくださいました。さらには今後このまま高齢化が進めば今以上に排尿に関して困る人が増える、その分だけ泌尿器の需要も高まるだろうと自分なりの見解も話してくださいました。

それから私は自分なりに泌尿器科の事について調べ始めました。今までさんざん我が儘を言っていたため、千葉県内で医療をしてほしいという両親の意向に従い千葉県内で泌尿器科研修が出来る施設を探しました。その中で最初に見学させていただいたのが、東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科でした。はじめにお目にかかったのは我らがボスの鈴木教授でした。そして教授からの最初の一言が「きみイケメンだね」とのお言葉でした。まさか教授からこのようなお言葉をいただけるとは思ってもみなかったのでただただ驚くばかりでした。朝のカンファ終了後、お忙しいところ貴重なお時間を私との面談にさいてくださいました。他の病院の見学もさせていただきましたが、教授自らここまで時間をかけて話をしていただく機会はありませんでした。面談中に泌尿器とはほとんど関係の無いフランクな話題もしてくださいました。私の中では教授というとお堅いイメージがありましたが、勉学の話だけでなく時にはフランクな話題も出来るからこそ、他の医局の先生方もこの人について行こうと思って入局したのではないかと思いました。その後も何度か見学させていただき、教授をはじめ、他の先生方の人柄の良さ、医局の雰囲気などを踏まえた上でここに決めさせていただきました。泌尿器に関する知識はほぼゼロの私ですが、まずは自分の出来ることを少しずつ増やしていけたらと思います。今後も何かとご迷惑をお掛けしてしまうとは思いましが何卒よろしく願い申し上げます。

杉﨑 裕香(平成27年 東邦大学卒業)

平成29年4月より東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器科に入局させていただきました、杉﨑裕香と申します。平成27年に東邦大学医学部を卒業し、佐倉病院にて前期研修を終了いたしました。

早速ですが、泌尿器科で女性医師は珍しいと言われることもありますが、李先生はじめ近年女性医師ご増加傾向だそうです。私自身も大学入学当初は「女医だからこそ産婦人科医になる!!」という浅はかな意気込みで入学し、泌尿器科という考えは一切なく、泌尿器科がどのような科であるかも理解していませんでした。しかしながら、5年生の臨床実習で大橋病院の泌尿器科をまわらせていただいたときに女性の先生に出会う機会があり、泌尿器科にも女性医師の需要があること、女性特有の泌尿器疾患があることを教えていただいたことが泌尿器科を意識した始まりでした。研修医となり改めて泌尿器科をローテーションすると経尿道的結石破砕術をはじめとした経尿道的手術や開腹手術に興味を持つと同時に、先生方の教育的な姿勢が素晴らしく、とても雰囲気のよい医局に惹かれました。内科にするか迷った時期もありましたが、手術がしたく、診断治療、管理をすべて包括的にできる泌尿器科に魅力を感じ、泌尿器科で精一杯頑張りたいと思い、今年度入局させていただきました。

現在は入局したばかりで未熟なことが多く、上級医の先生方からたくさんのご指導をいただき、毎日新しいことを学ぶ日々です。早く病棟業務や手術になれ、医局の一員として役に立てるよう、泌尿器科医として一人前になれるように日々精進して参りたいと思います。そして、いつの日か泌尿器科の女性医師として患者さんのニーズに役立ちたいと思います。また、今年は同期にも恵まれ、島田先生も一緒に入局しましたので、辛いことは分け合いながら、お互いに切磋琢磨していけたら良いなと考えております。

決意表明はこれくらいにしまして、私の簡単な自己紹介をさせていただきます♪
趣味は体を動かすことで、高校・大学は軟式テニスをしていました。マラソンにも挑戦しようと思い、2015年東京マラソンにエントリーしましたが、前日にインフルエンザになり自粛して以降、スポーツをする時間もなく、徐々に筋力が落ちてきています。今も地元にあるキックボクシングジムに通いたいと思いながら、全く現実となっていない状況です。来年の泌尿器科たよりで報告できるように今年こそ何か始めようと考えています!
未熟な私ではありますが、素晴らしい先生方からたくさんのことを吸収し、素敵な泌尿器科医になれるよう精一杯頑張りますので、何卒ご指導度鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

加藤 精二(平成25年 宮崎大学卒業)

2015年4月より、東邦大学医療センター佐倉病院泌尿器腹腔鏡センターで勤務させていただいております、加藤精二と申します。
小さな頃から本が好きで将来は図書館で働きたいなー、とかラーメンが好きだからラーメン屋さんになりたいなあとかふんわりとしたビジョンで生きておりましたが、なんやかんやありまして、今は医師として勤務しています。

大学は宮崎大学に進学し、暖かい気候のなか、日々テニスをしたり、先輩方や後輩と遊びに行ったり、テストで追い詰められて発狂したりと、非常に充実した楽しい時間を過ごしました。
初期研修を行った国立国際医療研究センター国府台病院では、将来の目標になるような先生方との出会いや、泌尿器科の魅力との出会い、助け合える同期との出会いなど、様々な出会いを経験し、良い意味で人生の転換点を多く迎えた2年間でした。

入局を考えるまでは佐倉市に来たことのなかった私ですが、今は本当にこの病院に来てよかったと思っております。東邦大学医療センター佐倉病院は、佐倉の地に縁もゆかりもないまま入局した私を温かく迎え入れてくださり、自己研鑽のチャンスを与えてくれました。

当科は前立腺癌の大家でいらっしゃる鈴木教授を筆頭に、人数も多く非常にエネルギッシュで明るい医局です。尊敬する先生方、頼もしい同期にも恵まれ、本当に幸せな環境で泌尿器科医としての第1歩を踏み出せたな、と日々実感しております。外来や手術で症例を経験させていただくかたわら、泌尿器科医としての基礎を丁寧に指導していただき、日々自分の成長を実感ます。もし将来泌尿器科を選択しようと考えている後輩がいれば、迷わず勧められる環境と思います。将来の進路に悩まれているようであれば、ぜひ一度見学に足を運んでいただければと思います。いつでも大歓迎です。
私自身、まだまだ未熟ではございますが、どうぞ引き続きご指導・ご鞭撻を賜れますようよろしくお願い申し上げます。

岡 了(平成21年 東邦大学卒業)

はじめまして、本年4月1日から東邦大学佐倉病院泌尿器・腹腔鏡センターで後期研修医となりました、岡 了と申します。覚えやすく、書きやすいのが売りです。どうぞよろしくお願いいたします。さて佐倉病院泌尿器科がいかに素晴らしい場所であるかは諸先生方が私より何倍もしっかりと記されていると思いますので、私は何故こちらで研修させていただくことになったかを記させていただこうと思います。

「どうして佐倉の泌尿器を選んだの?」
色々な人にこの質問をされてどう答えようか迷うことがあります。さてそのように聞かれると、自分はなにを決め手に選んだのか。ぱっと思い浮かべても、泌尿器科や佐倉病院が優れていると思える答えならいくつも浮かびます。例えば、佐倉病院は各科の垣根が低い、大学病院でありながら市中病院のようにCommonな疾患にも触れることができて臨床的にはありがたいとか、スタッフの皆さんが優しく、活気があるなど。泌尿器なら腹腔鏡やロボットなど発展性がある手術が多い、人工透析や移植など専門性が高い分野も含まれる、などなど。しかしどれをとってもこれだ!というような強い動機になるようなものがあったのか。思えばこれと似たような状況に少し前もなっていたことがありました。

「どうして医師を目指したの?」
父親が医師であったことだと思います。父は私が幼いころに開業しました。たまに遊びに行く病院で働く父親は、とても恰好の好いものでした。周囲の人間をまとめ上げ、新しく開いた病院を大きくしていこうと必死に動いている姿は、幼心に尊敬できました。そして素直に自分も医師になりたいと思いました。だから今どうして医師を目指したのか問われれば、「それが一番自然で素直な気持ちだったから」と答えることになると思います。

翻って、何故佐倉の泌尿器を選んだかですが、これもつまりは「自然で素直な気持ち」から選ぶことになったのだと思います。浪人からなんとか東邦大学に入学させていただいて、医師になってさてどこで専門を学ぶかについて考えたとき、千葉県出身、東邦大学出身ならば佐倉を考えるのが「自然」でした。そこで興味を持っていた泌尿器科で鈴木教授とお話する機会をいただいたとき若く、熱意があり、周囲を巻き込んでいく力がある先生のように思いました。入局してみて思うのは、この医局の先生方は多かれ少なかれ鈴木先生に惹かれ、巻き込まれた先生方だと。だからこそ一体となって佐倉泌尿器を成長させていこうという情熱を持って動いていけているのだと確信しています。そして自身も「素直」に佐倉泌尿器と共に成長したいと思い、入局することとなりました。ほとんど右も左も分からず飛び込んだ泌尿器の世界ですが、諸先生方に迷惑をおかけしながらも1歩1歩成長していけたらと思っております。よろしくお願いいたします。

杉浦 恵子(平成20年 山梨大学卒業) 

4月から東邦大学医療センター佐倉病院・泌尿器腹腔鏡センターで研修させていただくことになりました杉浦恵子と申します。今年度から念願の東邦大佐倉病院での生活がスタートした訳ですが、毎日が楽しく充実しており、東邦大佐倉病院に来て本当に良かったと日々感じております。

東邦大佐倉病院を2年目研修先に選択した理由はたくさんありますが、まず第1に、優秀な指導医が沢山いることです。尊敬できる先生方の下で、診断・治療に関する知識だけでなく、泌尿器科医師としてどのように進むべき(生きるべき)かを、学び、考えさせていただける研修先はなかなかないのではないかと思います。日本教育、且つ私達の世代はかくも受動的になりがちですが、自分のやりたいことや考え方等の意見提示することで、教授御自らを筆頭に、親身に相談にのり導いてくださいます。それは私のような研修医には本当に有り難い環境だと思います。自分の意見をもつチャンスをいただくことで、更に一層、「どうしたいのか」「何を目標にしたらいいのか」と考える訳ですが、それが勉強する意欲となり<やる気>の糧になります。勿論、やりたいことばかりを遂行するわけにはいかず、時には与えられたことをこなす能力も必要です。私が強調したいのは、東邦大佐倉病院はそのバランスが非常によく取れている点にあります。

第2に、東邦大佐倉病院は大学病院でありながら、且つ市中病院としての役割も果たしていることです。疾患は豊富で、良性から悪性まで、幅広い疾患に対応しています。手術も同様に、内視鏡手術は勿論、開腹手術、腹腔鏡手術と多岐に渡ります。泌尿器科が扱う臓器は他科と比べて比較的限られているかもしれませんが、多様な手術がある点が泌尿器科を選択した理由の1つでした。東邦大佐倉病院の先生方は豊富な経験を持った方々ばかりであり、ここでは医療機器にも恵まれていることから、様々な手術に触れることができます。

他にも第3、第4・・・と数えだしたら切りが有りません。しかし、最後にもう1点だけどうしても強調させていただきたいことがあります。それは東邦大佐倉病院の先生方は光輝いています。鈴木教授が2010年に着任されたことで人員も増え、東邦大佐倉病院の将来は無限の可能性を秘めていると感じます。上級の先生方の漲るエネルギーを糧に、東邦大佐倉病院はこれから形成されていく、発展・発達段階にあるように思います。そして、そのエネルギーは私のような新米にとって、良い刺激となるだけでなく、自分もその一員であるという、使命感に似た歓びを感じることができます。

泌尿器科医としてまだスタート地点を切り出したばかりであり、他の医療機関の先生方にはご迷惑をおかけすることも多々あるかと思います。自己ベストを尽くし、精一杯精進する心意気でありますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

初期研修医

飯島 正太(平成28年 東邦大学卒業) ※平成30年(2018年)4月入局

2016年度から前期研修医として佐倉病院で研修をしております、飯島正太と申します。
前期研修の2年目は精神科と地域実習を除いて選択方式になっており、今回2か月間にわたり佐倉病院の泌尿器科で研修させていただきました。
私は6年生の学生実習で1か月間佐倉病院の泌尿器科で実習させていただいたことがありました。その時は先生方にわがままを言って自学自習の時間を取っていただき、生活リズムを整えながら国家試験の勉強をし、なんとか合格できました。これも一重にわがままを聞いて頂いた鈴木教授のおかげであると思っています。

1年目の研修をなんとか終え、希望していた泌尿器科でさまざまな手術や手技を体験させていただくことができました。開腹手術や腹腔鏡手術、尿道鏡手術など手術の方法もさまざまでその中で解剖や手技を丁寧に教えていただき、閉創の縫合も先生方にご指導いただき自分の中では成長できたと思っております。さまざまな手術を体験させていただきましたが、1番印象に残ったのは5月の最後の週に精巣捻転の手術に入らせていただいたことです。もちろん初めてでありましたが高波教授と岡先生に丁寧に指導してもらいながら病側の精巣を摘出することができました。先生方が手術で簡単に行っている手技の一挙手一投足に苦戦しながらも執刀させていただいたことは一生忘れられない経験です。

また今回前立腺生検に関しては経直腸、経会陰含めてたくさん経験させていただきました。自分が生検をした患者さんから癌が出ると検査がしっかり行えて良かったと思いました。(癌の診断がついて良かったという言い方は良くないのかもしれませんが)
4月末には鹿児島で行われた泌尿器科学会総会に参加させていただきました。学会参加は初めてでありましたが、元同期の杉﨑先生にお世話になり、とても有意義な時間が過ごせました。先生方の講演を聞きながら勉強になりましたし、特に鈴木教授がランチョンミーティングで壇上に立ちながら海外の先生と講演している姿を見て、本当にかっこいいなぁと思いました。夜にはスイッチを切り替え先生方と楽しくお食事をさせていただいたのも楽しい思い出です。2か月間本当にお世話になりました、ありがとうございました。

宋本 尚俊(平成25年 東邦大学卒業) ※平成27年(2015年)4月入局

私は研修医二年目に入り、佐倉病院泌尿器科を4月の一か月間、研修させていただきました。私が研修先に佐倉病院泌尿器科を選ばせていただいたのは、医局のアットホームな雰囲気と、手術や研究などに積極的に取り組まれている佐倉病院泌尿器科への興味があったこと、また高齢社会が進む日本にとって、泌尿器科はなくてはならない科の一つであり、今後の進路を選択していくうえで泌尿器科的知識が必要になることが多いと考えたからです。さらに泌尿器科は内科的なことも外科的なことも扱う科であり、内科・外科にともに関心のある私にとってはまさに研修先として理想的でありました。泌尿器科研修で様々な経験をさせていただきましたが、特に印象に残っているのは実際に執刀させていただいた陰嚢水腫の手術です。この手術を一か月の間に3回させていただけるという大変貴重な経験を積ませていただきました。術野に入って手術を間近で見る機会はこれまでにもありましたが、実際に自ら執刀するというのは初めての事でした。事前には手術の流れ、糸結びや器具の持ち方、運針の方法など外科的手技の基本的な動作など、多くのことをご指導していただきました。実際に手術となると、想定通りに事を運ぶのはなかなか難しく時間もかかってしまい、指導していただいた上級医や麻酔科医、また手術室看護師の方々にはご迷惑をおかけしました。しかし上級医の的確な指導のもと、手術を最後まで遂行できた達成感はなかなかに得難いものでした。手術を通し、教科書では得られない様々な知識や経験を得ることができたと感じています。

また内科的なことにおいては、抗生剤の適正使用について泌尿器科の先生方は精通しておられ、実際の症例を通して抗生剤の適切な選択や治療経過をともに追うことができ、大変勉強になりました。他にも腎盂腎炎や尿路結石など救急外来でもよく目にする泌尿器科的疾患に対しての専門的アプローチを見ることができました。泌尿器科は手技も多く、前立腺生検やESWL(体外衝撃波結石破砕術)なども介助に入らせてもらい間近で拝見させていただきました。前立腺生検は治療の方針に直結する大切な手技であり、ベテラン上級医の熟練された技に感動しました。またESWLは患者さんの被爆を最低限に抑えながらも、細かい位置調節により的確に石を割るための具体的なタイミングなど学ばせていただきました。

月末には神戸で開催された日本泌尿器科学会にも参加させていただき、様々な講演を通して現在の泌尿器科の一端を知ることができたと感じています。また若手向けの講演もあり、すぐにでも臨床に応用できる知識も得ることができ勉強になりました。夜は素敵なレストランやバーにも連れて行ってもらい、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
私にとってこの一か月という期間は短く感じましたが、学ぶことがとても多く、大変充実した研修期間でした。研修後も気さくに声をかけてくださる佐倉病院泌尿器科の先生方には大変感謝しております。本当にありがとございました。