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平成30年度総会

日 時 平成30年5月20日(日)11時30分
場 所 大森東急REIホテル 5階フォレストルーム
出席者 会員数4,315名のうち、出席991名(委任状含む)。定款17条により総会は成立。
司 会 海老根東雄(昭和38年卒)専務理事

挨拶

黙祷

総会に先立ち平成29年度の物故会員に対し出席者一同が黙祷を捧げた。

舳松 洋会長(昭和32年卒)

挨拶する舳松会長
皆さん、こんにちは。本日は全国からお集まりいただき、ありがとうございます。後ほど各理事からご報告がありますので簡単にお話しさせていただきます。

まず大学では我々同窓会が支援してまいりました炭山嘉伸理事長(昭和45年卒)が4期目となる方向にあります。今まで素晴らしい経営手腕を発揮されてきたため任期を延長しての就任となる次第です。

東邦大学の総収入の70%は病院の収入です。3病院が如何に頑張っているかということがわかります。知名度もたいへん上がっており慶應、順天堂に次いで東邦ということになっています。その後に慈恵、昭和と続いています。従いまして受験生も増えて3,400名余が受験いたしました。定員は115名となっています。これは地域枠というものがあり、それを加えた定員です。

東邦は千葉県が地域枠となっていますが、地域枠で入学した学生は、入学すると自治医科大学方式で卒後10年間は千葉県で勤務するいう条件が付与されます。それから現在東邦は5学部となり、学長は山崎純一学長(昭和51年卒)です。今季より引退して新しい学長が選ばれる方向にあります。

東邦会関係ですが、どうしてこの同窓会組織が出来たかというと昔、病院のストライキがあり、当時の13号館が学生運動に占拠され、問題解決のために組織されました。それが同窓会の始まりです。無事に解決した後、我々が13号館へ入りました。その後、今の1号館の8階に移ったということです。

先日、炭山理事長とお話しして改めて東邦会は無償で貸与されていることを確認しております。最後に私は長らく東邦会会長を務めて参りましたが、今期をもって東邦会会長を引退させていただきます。長いこと、ありがとうございました。 

議題

議長 河上 修(昭和33年卒)

一号議案:平成29年度事業報告

海老根東雄専務理事
担当理事 海老根東雄専務理事

平成29年4月1日から平成30年3月31日までの事業報告をさせていただきます。

総会が平成29年5月21日に大森東急REIホテルで行われました。理事会は臨時理事会と通常理事会が行われました。常任理事会は毎月行われております。全国支部長会が7月15日に同じくREIホテルで行われました。全学同窓会も行われました。それから全国私立医科大学同窓会連合会の全国会と東部会も行われております。

第41回卒業生学術講演会は「東日本大震災以降の震災対応について」の演題で吉原先生に、「てんかん時の包括的診療を考える」の演題で舘野先生にご講演いただきました。それから第32回研修会は仙台で行われています。奨学金、援助金の給付は5名に月額5万円、総額300万円給付いたしました。卒業生への記念品の贈呈はボールペンと今までは名簿を贈っていたのですが、個人情報保護の関係で贈らず、代わりに東邦大学のルーツ、額田先生の考え方のまとめを炭山理事長が行っておりましたので、その抜粋を贈りました。

東邦会館の管理、運営、それから機関誌の発行として東邦会ニュース21号から24号を発行しました。海外からの留学生の援助金を30万円給付いたしました。モンゴルからの医学研究科留学生に20万円給付いたしました。支部への出張は横浜、城北、千葉、山梨、城東に行っています。その他目的を達成するために必要な事業を行っております。以上が平成29年4月1日から平成30年3月31日までの事業報告です。

二号議案:平成29年度収支決算並びに財産目録の報告

荒井一歩常務理事
担当理事 荒井一歩常務理事(昭和54年卒)

平成29年4月1日から平成30年3月31日までの収支決算総括表をご覧ください。

まず収入の部では、会費収入が2,108万円、今年度は奨学金がトータルで720万円戻り2,975万8,858円となりました。支出の部では、まず事業支出として印刷費や通信費、交通費などですがトータルで1,302万円であります。

次に管理支出で、これは給与や慶弔費などここに書かれているものでトータルが1,342万2,992円です。支出は事業支出と管理支出を合わせまして2,645万9,541円となりました。従いまして平成29年度の収支は330万8,317円のプラスとなりました。それに投資活動支出を引きますとトータルで103万8,317円の収入となりました。繰越金が4,876万2,489円ございますので次期繰越金は4,980万806円になります。

続いて財産です。流動資産が3,409万9,061円です。パソコンなどの固定資産は4,522万7,515円です。トータル7,932万6,576円となります。そして正味財産は7,338万106円となっております。

監査報告

美島利通監事(昭和35年卒)

監査報告をさせていただきます。上野正彦先生(昭和29年卒)と私で監事をしております。私たち監事は平成29年4月1日から平成30年3月31日までの平成29年度の理事の職務執行の監査をいたしましたので以下のとおり報告いたします。

1、監査の方法及びその内容

私たち監事は、理事及び使用人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、理事会その他重要な会議に出席し、理事及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、業務及び財産の状況を調査し、当該年度に係る事業報告について検討を行いました。

さらに、会計帳簿又はこれに関する資料の調査を行い、当該年度に係る計算書類(貸借対照表及び正味財産増減計算書)及びその附属明細書並びに財産目録について検討を行いました。

2、監査意見

(1)事業報告及びその附属明細書の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、法人の状況を正しく示しているものと認めます。
二 理事の職務の執行に関する不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事実は認められません。

(2)計算書類及びその附属明細書並びに財産目録の監査結果
計算書類及びその附属明細書並びに財産目録は、法人の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に示しているものと認めます。
以上が監査報告です。もう一つ12ページの公的目的支出計画実施報告書に関する監査報告書もただ今報告したものとほぼ同じです。さらに独立法人監査人の報告書ですが、公認会計士の嶋方拓郎先生の監査を受けております。

定款の一部改定

海老根東雄専務理事

定款の一部改定について発議いたしました。
目録の2枚目、第49条です。赤で記してありますが、「顧問」が「名誉会長・顧問」と変えていただきました。そして第49条、この法人には任意の非常設機関として若干名の名誉会長および顧問を置くことができる。2、名誉会長および顧問は名誉職として次の職務を行うことができる。1、会長の相談に応じること。2、その他理事会から質問された事項について意見、参考意見を述べること。3、名誉会長および顧問の選任および解任は理事会において決議する。4、名誉会長および顧問は母校の卒業生および母校関係者のうちからこの法人にとくに功労があった者を理事会において任期を定めて選任する。5、名誉会長および顧問は無報酬とする。ただし、その職務を行うために要する費用の支出をすることができる。6、前項に定めるものの他、名誉会長および顧問に関して必要な事項は理事会の議決を経て会長が定める。と改定し「顧問」の前に「名誉会長および」という文言を加えさせていただきまして定款の一部改定を発議いたしました。
総会のようす
一号議案・二号議案とも挙手にて賛成多数で可決された。
定款の一部改定の承認後、名誉会長に舳松 洋先生を推薦、可決された。

しかし、本定款の改定には第8章43号の規約があり、本総会での定款の一部改定は不可であることが判明した。しかし、このことに関し、理事会と総会出席者の賛同が得られたため、定款の一部改定ではなく附則として残すことにした。 

執行部役員の選出

海老根東雄専務理事

引き続きまして2年の任期が終わりますので新しい執行部役員の選出に移りたいと思います。役員会計監査人という定款の第21条に次の役員をおくということになっており、理事9名以上11名以下となっております。現在理事の立候補者は12名です。そして今、舳松先生が名誉会長に推薦されましたので残りは11名となり、この立候補者11名を新理事としてお認めいただきたいと思いますので議長、よろしくお願いいたします。

新理事、賛成多数で可決された。
功労賞表彰
功労賞表彰
賞状と記念品贈呈
相模支部 佐藤 中先生(昭和39年卒)
広島県支部 大谷宏明先生(昭和40年卒) 

お問い合わせ・連絡先

一般社団法人
東邦大学医学部東邦会事務局

〒143-8540
東京都大田区大森西5-21-16
TEL:03(3761)0338
FAX : 03(6450)0620
メールアドレス:
tohokai-info@wonder.ocn.ne.jp