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平成23年度 第3回教育担当者研修開催レポート
日頃、新人看護師の指導に関わっている看護職の方が、より効果的な指導ができることを目的とし、10月に各施設での研修を経て、第3回を12月7日(水)8日(木)に開催しました。
看護教育の現状、看護技術の習得の段階について

看護学部 野崎真奈美教授

- 学生が習得できる学びと臨床に出てから必要とされる技術との違いが理解できた。
- 基礎看護学のベットメーキングの指導の取り組みが興味深かった。看護技術を指導する時に、 受身になりがちなので、どうすれば主体的になれるか悩んでいたので、参考にしたい。
- 看護技術の構造を改めて見直し、指導する際の注意点が明らかになった。
新人看護職員の看護技術取得状況について

佐倉病院 高橋副看護部長
「新人看護師への看護技術の指導方法の検討」グループワーク
*各グループで、選択した看護技術を分解し、段階的にどのように習得すればよいかを検討しました。



口腔内の吸引について分析しました。

輸血についての援助を分析しました。
研修生の声
- 1つの看護技術を取り上げて、分析して考えてみると、様々な知識やスキルが合わさって、達成できた時、初めて1つの技術ができたと言えるんだと、整理することができました。
- 段階的に指導する大切さを学んだ。
- 新人看護師にとっては、看護技術の習得は本当に大変なんだなーと実感しました。
- それぞれのグループが1つのテーマで、看護技術を分析したが、その中に様々な要素があり、 組み合わせていくことで、まとまった技術の習得につながると思った。
教育評価について

東邦大学理学部教員養成課程 新保洋幸教授

- 『評価』の意味について自分の認識があいまいであったことに気がついた。評価することはどういうことなのか、 整理し、考えることができた。
- 評価をする際には自己の評価の傾向を、客観的に理解しておく必要があることが学べた。そして、新人やスタッフを評価する時は、短期だけではなく、長期的な視点も大切にしていきたいと思った。
- 同じ目的を持った集団は、学習意欲も高まりますし、お互いを尊重・尊敬しているので一緒に 学び続けることができます。久しぶりに会った皆さんをみて、実践していることを聞き、励み になります。今後の研修に期待しています。
- *参加者の皆さんは、今後は配属部署で、ビジョンについて話し合い、それを核にして新人看護師の 教育計画を立案します。
- *次回は1月に各施設でフォローアップします。2月に年度のまとめを行う予定です。