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平成24年度インストラクター研修(基礎編)開催レポート

平成24年7月24日(水)と25日(木)の2日間、インストラクター基礎編研修を行ないました。
受講者は、部署内での研修企画、立案に関わっている者、今後IVインストラクター研修または、フィジカルアセスメント研修受講予定の方です。
研修では、研修の対象者の特徴として、成人学習者の特徴、阻害要因、促進要因について、Off-JT,OJTの関係、研修企画から実施、評価までの一連のプロセスを学習しました。
午後のグループワークでは、事例をもとに、現状分析、研修企画、指導計画の立案までを、2日間に分けてじっくりと話し合いました。
研修内容の検討よりも、まず、現状分析、対象のレディネスの把握、目的の明確化に時間をかけました。

【1日目】

「人を育てるということ」「成人学習について」

副センター長 鈴木康美
副センター長 鈴木康美
【研修生の声】
  • 成人は、自ら進んで学ぼうとするため、興味があるテーマなど動機付けが大切だということが分かった
  • これまではこちらの意図を伝えたいという思いが先行していたように思うので、研修の会場設定、雰囲気作りなど、相手の立場を尊重した研修作りの必要性が分かりました

「OFF-JTとOJTについて」

【研修生の声】
  • すごく”なるほど!”と思える内容でした現場だけでも研修だけでもいけないと! 他のスタッフにも説明できるというか、これを含めた勉強法を行えば、より効果的だなーと思ったので、頑張ってひろめてみます
  • OJTとOFF-JTの連携が大事という点が印象深かった
  • 新人NSの場合には、能力と仕事のバランスをとるのが難しいと思いました それをいかに早く見つけて把握することが大切だと思いました

「研修計画の立案、実施、評価までの一連のプロセス」

看護学部  村上 好恵先生
看護学部  村上 好恵先生
【研修生の声】
  • 研修の対象者のニーズが大切と頭では分かっていても、実際考えて計画を立てるのは難しかったですが、ここでの失敗・経験を踏まえて、自分の行う勉強方法に繋げたいと思います
  • 今まで計画も十分立てず、勉強会を行っていたが、対象のこともしっかり考えた計画が大切だと分かった
  • 研修はただ行うのではなく事前の立案や評価がとても大事なのだと思いました
*午後 部署での研修の開催に向けて、「現状分析、対象者のレディネス把握、ゴール設定」のグループワークを 行ないました。
研修はただ行うのではなく事前の立案や評価がとても大事なのだということがわかった。 ゴール設定の検討中です。むずかしい?

【2日目】

*2日目:前日のグループワークの結果から、具体的な研修計画を立案し、指導計画書を作成しました。

研修生の声 「研修全体の感想」

  • 自分の目標が大きかったが、グループワークを進めていくうちに目標をコンパクトにすることができて、対象者へのアプローチ、評価が分かりやすくなった。
  • 研修を計画することがこんなにも大変だと思っていませんでした。
  • 対象設定がはっきりしないとゴールも変わってしまうため、最初の設定が大事だと思った
  • 同じ方向性で考えて、意見交換することで、対象のレディネスに見合った研修を考えられる。他者に理解してもらう事はとても難しいが大切である。
  • 深く細かく考えて計画していくことが目標(目的)を達成するには重要と感じました。
  • グループワークにファシリテーターの方がつくことで、悩んだ時に相談しやすいと思った。
  • 基礎編ということで今回研修に参加した。基本的なことが分かったためとてもよかった。今後、自分達で計画、立案していく上において、とても役に立つ。
*最後に修了証が1人1人に手渡されました。

研修アンケート結果