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平成24年度 IVインストラクター研修スタート!

10月25日(木)~26日(金)の2日間に渡り、IVインストラクター研修を 「臨床現場で、静脈注射を実践する看護師を指導できる能力を養う」の目的で、開催しました。 今年度は、近隣の施設からも5名の方が受講しています。

【1日目】

最近の静脈注射における薬剤の副作用とその予防対策

講師:大森病院 薬剤部 小杉隆祥副部長
【参加者の声】
  • 添付文書の活用をしていない現状があるので、活用できるように、わかりやすく説明されていた。
  • 点滴時間を注意すべき薬剤についても、表などがあればよかった。

注射に関連した神経損傷について

講師:東邦大学医療センター大森病院 整形外科 小島英郎医師
【受講生の声】
  • 神経の構造については認識が低かったので、今後は意識していきたい。
  • 神経の走行と血管の走行がこんなに交差しているとは!   改めて危険性が高いことを感じた。

静脈注射に関連したインシデント事例の検討

東邦大学医療センター3病院 医療安全室 ゼネラルマネジャー
大橋病院 浅木貴子さん、佐倉病院 小林美智子さん、大森病院 中澤恵子さん
▲3病院のゼネラルマネジャーが中心となって、KYT(危険予知能力を高める実践的教育・訓練方式)を行いました。
▲最後のまとめは、グループ全員で、医療安全に向けての 「決意表明」です。 指差し呼称で!

看護業務と法的責任・医師の指示と看護行為について

講師:仁邦法律事務所 桑原博道弁護士
【参加者の声】
  • グループワークでは自分では、気づけない視点を聞くことができてよかった。KYTを使ってのワークをやってみようと思った。
  • 時間が短かった。
  • 事例、事前の質問に基づく講義で、わかりやすかった。
  • 造影剤の留意点も良くわかった。

【2日目】

感染や静脈炎の原因と予防対策について

講師:大森病院 荒木弥生感染管理認定看護師
パルスフラッシュ法ほか、講義
静脈注射の技術チェック(ロールプレイ)の体験

 

【受講生の声】
  • 実際に評価される経験、演習の評価のポイントなどを知ることができてよかった。
  • 日々のケアに活かせる内容だったので、とても役に立つ内容でした。

最近の化学療法に関連した看護

講師:大橋病院 鹿島真由美 がん化学療法認定看護師
【参加者の声】
  • 抗がん剤を使用している患者の日常生活に関する講義は、具体的でわかりやすかった。
  • 日々の自分達の実践内容に近く、よい振り返りになった。また、課題も明確になった。

*研修全体の感想、意見*

【参加者の声】
  • インストラクターとしての立ち位置、IVのリスクを改めて実感した。
  • IVをすることと同時に、患者さんの身を守ること、自分の身を守ることが大切に考えていこうと思った。
  • 法律、感染、薬剤、化学療法の講義と実技、医療安全等いろいろな側面から学べた。

 

*今後、受講生は、所属部署で、IVに関連した研修を開催する予定です。部署の皆様、ご協力をお願いします。

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