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平成25年度 インストラクター研修(基礎編)開催レポート
平成25年7月22日(月)と23日(火)、インストラクター基礎編研修を行ないました。
受講者は、部署内での研修企画に関わっている、あるいは今後IVインストラクター研修、または、フィジカルアセスメント研修受講予定の方たちで、部署で中心となって活躍しているナースたちです。
受講者は、部署内での研修企画に関わっている、あるいは今後IVインストラクター研修、または、フィジカルアセスメント研修受講予定の方たちで、部署で中心となって活躍しているナースたちです。
部署での勉強会などの計画をたてるときに必要な知識と考え方の講義を受け、実際に教育計画を立て、実践を通して学ぶ研修です。自部署で実践し、2月のフォローアップ研修で実践報告会を行います。
【研修内容】
1日目(7月22日) | ||
---|---|---|
講義 | 教育の基礎知識 ・人を育てるということ ・成人学習について |
東邦大学医療センター佐倉病院 副看護部長 鈴木康美 |
講義 | Off-JTとOJT | 東京医科大学医学部看護学科教授 竹内千惠子先生 |
講義 | 研修計画立案、実施、評価の一連のプロセス | 東邦大学看護学部教授 村上好恵先生 |
グループワーク | 自部署の現状分析 | |
2日目(7月23日) | ||
グループワーク | 研修計画の立案 |
受講者が自部署で実施する研修の対象者は、成人です。研修1日目は、成人学習者の特徴、阻害要因、促進要因、Off-JTとOJTの関係、研修企画から実施・評価まで一連のプロセスを学習しました。グループワークでは、自部署の現状分析、対象のレディネスの把握、目的の明確化に時間をかけました。そして、研修指導計画の立案までを、2日間に分けてじっくりと話し合いました。
【1日目】
「人を育てるということ」「成人学習について」
【受講者の声】
- 普段自分が研修や学習で感じていることを知ることができた。
- 学習阻害要因、プライドがある人への対応について、なるほど!と思った。
- 学習の雰囲気作りの大切さは日頃から実感していたが、具体的な内容を知ることができた。
「OFF-JTとOJTについて」
【受講者の声】
- Off-JTとOJTは、行ったり来たりが重要だと知った。
- 自部署でのデブリーフィングで活用していこうと思う。
- 普段自分たちが休憩室で話している会話もOff-JTだと知った。
「研修計画立案、実施、評価の一連のプロセス」
【受講者の声】
- 講義前に自分で考えた研修計画書と、講義後に考えた計画書は違いが出て面白かった。実践的でためになった。
- 現状分析がしっかりできていないと計画できないと思った。レディネスの把握とゴール設定が難しい。
- 勉強会の企画や運営、本当に難しいと思ったが、興味がわいた。
- 看護計画と同じだということがわかった。
【1日目の午後と2日目】
部署での研修開催に向けて、「現状分析、対象者のレディネス把握、ゴール設定」のグループワークを行ないました。
【グループワークで印象に残ったこと】
- 問題点を明確にするために現状分析を丁寧に行った。
- ゴール設定は、研修対象者のゴール設定と、対象者が目標達成した結果、患者にどのような効果がもたらされるかを考える機会となった。そこが大切だった。
- どこの病棟も、病棟教育で悩んでいると感じた。
- 個々の意見や感じ方が違うので、意見を出し合うことが面白かった。
- いろいろな考えが刺激になった。一人で行うより広い視野で学習できた。
【当研修で感じたこと・考えたこと】
- 今まで簡単に考えていたことが、とても深い内容だと気付き、学ぶことができた。
- 相手のことを良く知り、相手に合った目標を考えることで、上手に伝えられると思った。
- 今までは、プロセスを踏まずに病棟の勉強会を企画してきた。研修の内容を活かして、今度からは今までとは違う内容のものができると感じた。
- 相手=成人だから、プライドを大切にした研修にしたい。
- ここまで満足感のある研修と思っていなかった。とても満足です。満足度120%!!
- 教育係をやりたいと思った。
研修アンケート結果
KAN