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平成25年度 看護主任研修を開催しました
9月18日、10月24日、11月29日の3日間、東邦大学医療センター3病院を会場として看護主任研修を行いました。
主任は、東邦大学の将来を担う人材であり現場の要です。当研修は、看護の質やスタッフのやる気を向上させることにいつも力を注いでいる主任に、生き生きと仕事をしてほしいと願い、企画しました。
主任は、東邦大学の将来を担う人材であり現場の要です。当研修は、看護の質やスタッフのやる気を向上させることにいつも力を注いでいる主任に、生き生きと仕事をしてほしいと願い、企画しました。
19人の主任が参加し、3病院の看護部長からの講義を受けました。そして、「主任として考えさせられたできごと」をテーマにグループワークを行いました。主任としての実践を振り返り、大切にしていることに改めて気づき、自己の役割を再認識しました。
研修のスケジュール
1回目 9月18日 大森病院で開催 | |
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講義 | 「社会情勢と急性期の大学病院における主任の役割」 佐藤ちず子 大森病院副院長兼看護部長 |
グループワーク | 施設見学 |
2回目 10月24日 佐倉病院で開催 | |
講義 | 「スタッフをやる気にさせる関わり」 寺口惠子 佐倉病院副院長兼看護部長 |
グループワーク | 施設見学 |
3回目 11月29日 大橋病院で開催 | |
講義 | 「主任自身が生き生き輝いて働くために」 菊地京子 大橋病院副院長兼看護部長 |
グループワーク | 施設見学 |
3病院看護部長の講義は、非常に好評でした。第1回では、超高齢化社会と自施設の医療、看護の役割、主任の役割を結び付けて考えることができました。第2回のスタッフをやる気にさせる関わり方では、日頃から悩んでいる主任も多かったため、具体的な示唆を得ることができました。第3回の主任自身が生き生き働くというテーマでは、日ごろの自分を部長に承認してもらい、これでいいんだと感じて元気になることができました。3病院の主任がグループワークや施設見学を通して交流し、理解を深め合う機会にもなりました。
グループワーク
施設見学
受講者の声
- 書き、話すことで、自分の看護の軸に気付き、考えが整理できた。
- 話して、次のステップに進みたいと思った。
- 同じ主任の立場で話せて共感できた。
- スタッフへのフィードバックが、厳しいのにはっきり伝えられていないことがわかった。関係性をきちんと作り、伝えるべきことを伝えられるようになりたい。
- ロールモデルとなる。
- 一人で抱え込まず、周りに相談でき、巻込むことができる主任になる。
- 師長と面談し、話し合うことの大切さがわかった。話しあう機会を持つようにしたい。
- 自分を知って、セルフコントロールできる主任になりたい。
- 今まで狭い世界にこだわっていた。この研修で3病院を意識した。
- 社会情勢(保健医療福祉、国の政策など看護に関連するいろいろなこと)へのアンテナを持たなければと思った。
- 自分のモチベーションが大切だと感じた。スタッフのモチベーションが上がると自分のモチベーションも上がることがわかり、スタッフと自分の相互関係に気づいた。
- 看護実践で充実感を持ってもらいたい。看護で部署のモチベーションを上げたい。
アンケート結果
研修を終えて
東邦看護のトップである部長から受けた講義は、刺激になるとともに、自部署の状況や自身の役割に引き寄せて、具体的に考えるきっかけとなりました。また、「主任として考えさせられたできごと」を記載し語ることは、自身が目指す主任像をあらためて考えることができ、抱えていた課題解決の糸口となりました。3病院において同じ役割を担う主任同士で話すことで共感も生まれ、東邦の看護を担う誇りにつながったように思います。
自部署のスタッフに、看護実践で充実感を持ってもらい、誇りをもって働いてもらいたい!。そのためには、自分が実践で充実し誇りを持つことでスタッフとの相互作用が生まれる、そんなことにも気づきました。東邦看護の将来を担う人材として、看護実践を盛り上げていけることを期待しています。
KAN