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No.12 学び直す 東邦看護の新人を育てる 実践編 (全2回)

【実施と評価】東邦看護の新人を育てる 実践編

計画

【概要】
新人教育講座の演習編です。本講座では、受講者がそれぞれの職場のスタッフたちと部署のめざす看護や看護師像を明確にし、新人の教育計画に反映させることを目指します。

【目的】
東邦大学、各病院の理念ならびに看護部の理念との整合性を図りながら、自部署がめざす看護を見出し、次年度の新人教育計画を立案します。

【期待される学び】
1. 自部署がめざす看護と新人教育計画のつながりを理解します。
2. 次年度の新人教育計画を立て、自部署の特徴的な点を発表します。

【講師】
横井 郁子  東邦大学看護学部教授

【ゲストスピーカー】
坂下留美子 東邦大学医療センター大橋病院 消化器内科病棟(4階中央病棟)主任看護師

【グループワークアドバイザー】
都橋  薫   東邦大学看護企画室 看護師長
橋本  裕   東邦大学医療センター大森病院 教育専従, 主任看護師, 老人看護専門看護師
小野寺佳代美  東邦大学医療センター大橋病院 教育専従, 看護師長
 佐瀬 真粧美  東邦大学医療センター佐倉病院 副看護部長

【対象】  新人教育を担当する方 (部署推薦、講座No.9,No.11を修了した方)
【定員】 30名程度
【日時】  2015年10月14日(水)、12月9日(水)すべて13:00~17:00
【場所】  東邦大学看護学部 講義室、セミナー室
【提出課題】1.事前レポート(9/14(月)締切)
2.プレゼンテーション資料、部署分析、計画アウトライン(1/12(火)締切)
【評価】  1.プレゼンテーション  2.参加状況 (評価内容は推薦者にもお渡しします)
【受講料】 2,000円(税込)
【申し込み期間】2015年4月1日(水)~7月10日(金)

実施

【内容】
当講座は全2回で構成し、自部署の看護の特徴を分析し、その結果重要と考える新人教育について計画立案し、小グループ内でプレゼンテーションするものである。立案した新人教育計画は、次年度4月から運用する実践的な講座である。受講者は事前に自部署を分析して参加した。その後、昨年度受講者の経験談、アドバイザーやグループメンバーとの意見交換などを参考に自部署の分析を見なおし新人教育計画を立案し、最後はグループメンバーに向けてプレゼンテーションした。
【参加状況】
参加者 34名
募集に対する応募者の割合 113%

【推薦理由】
・新人教育に関する講義等での学びを実践につなげてほしいと考えているため。
・講義や意見交換をいかし、新人の教育計画が自部署に沿った内容になることを期待して推薦した。
・今年度から新人教育の役割を担うため、実践にいかせるように推薦した。
・新人教育の担当者として、新人教育に対する本人の迷いが出てきているため。
・病棟全体として新人教育を考えられるよう推薦した。など。

【受講動機】
・今年度初めて新人教育の担当者となり、東邦看護について学びを深めたいと思った。
・自部署のスタッフと共に部署の目指す看護や看護師像を明確にし、新人教育計画に反映したい。
・演習を通して部署の目指す看護師像を明確にし、新人教育計画に反映したい。
・前提で受講した講座の学びを広げる機会としたい、もう一度振り返りたい。
・自部署の新人教育計画を把握し、講義で学んだことをつなげたい。

まとめ

受講者のアンケートと反応、周辺の意見より、学びの得られた程度と企画について満足度は高かった。講座概要、期待される学びの設定、対象、定員は概ね適切であったと判断する。2016年度に向け、方法において課題が抽出された。具体的には、グループディスカッションの人数の多さおよびアドバイザー人数、推薦理由のあいまいさ、レポート記載内容の分かりにくさ、受講後のPDCAの可視化が課題となった。2016年度はこれらを改善しながら講座を継続する。